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文献詳細

雑誌文献

臨床外科6巻10号

1951年10月発行

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腹部狭心症の1側

著者: 土方賴巳1

所属機関: 1廣島醫科大學上村外科教室

ページ範囲:P.486 - P.488

文献概要

緒言
 動脈硬化に因つて来る疾患では脳溢血,狹心症が代表的のものであり,特に本邦人の其の罹患及び死亡率が欧米人の夫と比べて数倍も多いことは衆知の事実である.
 動脈硬化を招来する部位により多種多様の症状を呈し,外科関係のものとしては下肢では間歇性跛行症として現われ,腹部に於ては発作性間歇的腹痛・鼓腸が来ることをSchnitzler(1901)・Ortuer(1902)が詳細に報告して以来漸次注目せられ,Bacelli,Breuer,Warburg,Buchard,Kaufmann氏等が相次いで報告した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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