文献詳細
文献概要
--------------------
Little氏病に対するSelig氏手術の効果
著者: 原勇1 中邑哲郞1
所属機関: 1岡山醫科大學津田外科教室
ページ範囲:P.205 - P.207
文献購入ページに移動緒言
Little氏病は1861年Littleにより"On the influ—ence of abnormal parturition, difficult labours, prema—ture birth and asphixia neonatorum, on the mentaland physical condition of the child, especially inrelation to deformities."として36例報告された.此の内には今日のL.民病に属しないものも含まれていた.其の後Strümpell, Erb, Rupprecht, Naef, Feer Freund等によりその本態が明にされ,Lorenz, Förster, Stoffel,Selig等により手術々式が次々と発表された.
我國では明治45年,田代教授がFörster氏手術例を報告し,続いて河林,木村,三宅,赤岩,泉,東氏等により手術報告がなされている.然し之等はFörster或いはStoffel氏手術例で,Selig氏手術は我々の調べた範囲では昭和15年竹林,秋山両氏による2例の報告のみである.
Little氏病は1861年Littleにより"On the influ—ence of abnormal parturition, difficult labours, prema—ture birth and asphixia neonatorum, on the mentaland physical condition of the child, especially inrelation to deformities."として36例報告された.此の内には今日のL.民病に属しないものも含まれていた.其の後Strümpell, Erb, Rupprecht, Naef, Feer Freund等によりその本態が明にされ,Lorenz, Förster, Stoffel,Selig等により手術々式が次々と発表された.
我國では明治45年,田代教授がFörster氏手術例を報告し,続いて河林,木村,三宅,赤岩,泉,東氏等により手術報告がなされている.然し之等はFörster或いはStoffel氏手術例で,Selig氏手術は我々の調べた範囲では昭和15年竹林,秋山両氏による2例の報告のみである.
掲載誌情報