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文献詳細

雑誌文献

臨床外科6巻8号

1951年08月発行

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肝左葉切除に就て

著者: 森田浩1

所属機関: 1小倉市立病院

ページ範囲:P.347 - P.348

文献概要

緒言
 近時内臓外科の発達顯著なるに拘らず,独り肝臓外科に於ては立遅れの感無しとしないのであつて,肝葉切除治癒報告例は誠に寥々たるものである.抑々肝臓外科の対象となるものは,肝臓癌,肉腫の如き惡性腫瘍を始め良性腫瘍,慢性炎症性腫瘤及び災害外科に於ける肝臓外傷等であるが,余は最近外傷による肝臓破裂の患者に於て,その左葉亞全剔出を行い治癒せしめ得たので之を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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