icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科60巻10号

2005年10月発行

臨床報告・1

臀部腫瘤を主訴とした直腸gastrointestinal stromal tumorの1例

著者: 田中達也1 西脇巨記1 丹羽傳1

所属機関: 1国保上矢作病院外科

ページ範囲:P.1337 - P.1340

文献概要

はじめに

 Gastrointestinal stromal tumor(GIST)の疾患概念は近年変遷してきたが,最近では消化管の間葉系腫瘍でCD 117陽性,すなわちKITレセプターを発現している腫瘍をGISTとして扱っていることが多い1).直腸に発生するGISTは近年報告例が増加しているが臀部腫瘤を主訴とするものは稀であるため,若干の文献的考察を加え報告する.

参考文献

1)安達 亙,岸本 恭,小松 修,他:術後再発を来した直腸Gastrointestinal stromal tumors(GIST)の1例.日本大腸肛門病会誌57:450-454,2004
2)西田俊郎,廣田誠一:GIST Educational Book.メディカルレビュー社,2003,p86
3)Fletcher CD, Berman JJ, Corless C, et al:Diagnosis of gastrointestinal stromal tumors;A consensus approach. Hum Pathol 33:459-465, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら