はじめに
食道癌の治療方法は,内視鏡的粘膜切除(以下,EMR),外科的切除,化学放射線治療など選択肢が多様化する一方で,適応の境界が曖昧になってきている.また,この情報化社会にあっても治療方針には施設間に微妙な差が存在する.
本稿では,われわれが経験と文献的考察1)に基づいて徐々に改善してきた現時点での食道癌に対する治療方法について述べる.
雑誌目次
臨床外科60巻11号
2005年10月発行
雑誌目次
特集 癌治療のプロトコール2005-2006
Ⅰ.食道癌治療のプロトコール
愛知県がんセンター中央病院胸部外科
著者: 篠田雅幸 , 波戸岡俊三 , 森正一 , 光冨徹哉
ページ範囲:P.7 - P.14
大阪市立総合医療センター消化器外科・他
著者: 東野正幸 , 竹村雅至
ページ範囲:P.15 - P.19
はじめに
食道癌は胃癌や大腸癌に比べて予後の悪い疾患として知られており,根治術後でも再発率が高い.さらに,わが国で行われている3領域リンパ節郭清術は予後を改善させる効果はあるものの,術後合併症の頻度が高く手術侵襲も大きいことで知られており,適応できる症例が限定されるため,術前の患者ごとのリスク評価が非常に重要である.
近年では放射線化学療法などの集学的治療が発達し,腫瘍の進行度や症例ごとの全身状態に合わせて,手術療法のみならず化学療法や放射線照射を組み合わせて行うことが多くなっている.さらに術後のquality of life(QOL)を向上させる目的で食道癌手術にも内視鏡下手術手技が導入され,施設によって様々な工夫もなされている1,2).このように,食道癌の治療方針に関しては「食道癌治療ガイドライン」3)が日本食道疾患研究会から出版されているものの,腫瘍の進行度や患者の状態によってその組み合わせには様々な選択がある.
本稿では,われわれが行っている胸腔鏡下食道切除術を中心とした胸部食道癌治療のプロトコールについて述べる.
恵佑会札幌病院外科・他
著者: 西田靖仙 , 細川正夫 , 久須美貴哉 , 中野敢友 , 川口晃 , 松永明宏 , 小林裕明 , 渡邉昭仁 , 高橋宏明
ページ範囲:P.21 - P.27
はじめに
食道癌に対し,外科手術・内視鏡手術・放射線化学療法およびそれらを組み合わせた治療が行われている.2002年には旧日本食道疾患研究会編により「食道癌治療ガイドライン」が作成され,「現時点で最も妥当と考えられる食道癌の標準的治療法として推奨されるもの」が示されている.しかし,治療法の選択や治療内容についての標準化については,まだ検討を必要とするのが現状である.
本稿では,当院における食道癌治療のプロトコールを術前検査から術後フォローアップ・再発治療まで順を追って説明する.
東京都立駒込病院外科・他
著者: 出江洋介 , 加藤剛 , 吉田操
ページ範囲:P.29 - P.36
はじめに
「食道癌治療ガイドライン」1)によれば,T1aN(-)に対するEMR以外は,どのステージにも手術と化学・放射線療法が記載されており,実際にどのように使い分けるかの議論は混沌としている.現在,当施設では,キャンサーボード(食道癌の治療に携わる全科が一堂に会して行うカンファレンス)を導入し,1人1人の患者をどのように治療するのがベストかを放射線科や化学療法科とも議論を重ねて治療のかたちを作り上げている.患者が納得いくような十分な説明とともに選択肢を示すが,安易に患者に治療法の選択を迫ることはしない.医師側で治療方針の統一をはかって患者に呈示するようにしている.
治療法の選択にあたっては,隣接臓器浸潤の診断およびリンパ節転移の診断が重要であるが,診断精度は必ずしも高いとは言えない.診断のあたりはずれによって患者が不利益を被る可能性をできるだけ低くしなければならない.
上縦隔郭清を中心とした郭清技術の進歩や術後管理の進歩によって手術成績は飛躍的に向上し,再建方法の工夫や胸腔鏡の利用によって胸壁破壊を最小限に抑える工夫などにより,根治性とともに術後のquality of life(QOL)も確実に向上している.しかしながら,切除可能であってもきわめて予後不良な症例が存在するのも事実であり,こういった症例に手術を選択するのは得策ではない.これまでの手術成績から,予後の改善が期待できる患者には手術を行い,予後不良な患者には手術以外の治療法を選択するという方針が現時点での妥当な戦略ではないかと思われる.
本稿では,(1)手術治療の工夫,(2)化学放射線治療を先行させたほうがよい患者をいかにして選択するか,(3)サルベージ手術はどうするかなどについて,現在われわれが行っている実際を紹介する.
新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器・一般外科学分野・他
著者: 神田達夫 , 小杉伸一 , 大橋学 , 矢島和人 , 牧野成人 , 田邊匡 , 鈴木力 , 畠山勝義
ページ範囲:P.37 - P.44
はじめに
食道癌の治療は腫瘍の局在や進展に応じて手術術式が大きく変わること,また進行度によっては化学療法,放射線療法の組み合わせが必要なことから専門施設以外ではその治療計画の立案に苦慮する場合もあると思われる.
本稿では,当科で現在行っている食道癌治療の治療プロトコールを紹介する.日常の診療にわずかでも参考になる点があれば幸いである.
Ⅱ.胃癌治療のプロトコール
NTT東日本関東病院外科
著者: 野家環 , 伊藤契 , 小西敏郎
ページ範囲:P.47 - P.51
はじめに
当科では,基本的には「胃癌治療ガイドライン」1)に準拠した治療を行っている.刻々と変貌する胃癌治療のなかで,患者のquality of life(QOL)を少しでも維持・改善させるための機能温存・縮小手術をできるだけ取り入れるように努力しつつも,安全性を第一に重視し,かつ根治性を損なわないことを大前提に治療に取り組んでいる.
本稿で紹介する内容は,基本的に全身状態が良好で,全身麻酔下開腹手術の安全性には問題がなく,病変の進行度に応じた根治性に基づいた治療方針である.高齢者や,併存症を有するなどでリスクを伴う症例では,安全性を重視し,バランスを保ちつつ適宜,手術内容を縮小している.また,胃癌に限らず癌診療上当科で重視している内容は,できる限り迅速に診断して治療を開始することと,患者中心の医療を展開することである2).
群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科
著者: 桑野博行 , 持木彫人 , 藍原龍介
ページ範囲:P.53 - P.58
はじめに
近年の胃癌に対する診断技術の向上に伴い,早期胃癌の頻度は胃癌の約半数を占めるに至っている.これら早期胃癌に対して,従来の画一的な胃切除に代わり,EMRや腹腔鏡下手術などの縮小手術が盛んに行われている.また,根治切除不可能な進行胃癌治療に対してirinotecan(CPT-11),S-1,taxolなどの新規抗癌剤が開発され,従来と比較し高い奏効率が示されている.
このように,手術手技の進歩や医療機器,新薬の開発に伴い,胃癌症例に対する治療法の選択肢は多様化している.ときを同じくして,胃癌学会から「胃癌治療ガイドライン」1)が出版され,進行度別治療法の適応が明確化されてきた.われわれは,胃癌治療にあたり,これら標準的治療法の適応を熟知したうえで,癌の進行度,癌の悪性度,治療の侵襲,患者背景などを十分に考慮し,個々の症例に応じた治療選択(テーラーメイド治療)を行うべきと考える.
本稿では,当科で行っている診断,治療の一連の流れについて進行度別に述べた.
独立行政法人国立病院機構九州がんセンター消化器外科
著者: 藤也寸志 , 伊藤修平 , 足立英輔 , 田中真二 , 大賀丈史 , 坂口善久 , 椛島章 , 山本一治 , 原口勝 , 岡村健
ページ範囲:P.59 - P.66
はじめに
当科では,原則として外来での精査を行い,入院後の術前・術後診療についてはクリニカルパスを使用している.また,胃癌治療の基本的なプロトコールは「胃癌治療ガイドライン」1)に則っている.
東邦大学医療センター大橋病院・東邦大学医学部外科学第3講座
著者: 中村陽一 , 炭山嘉伸 , 長尾二郎 , 斉田芳久 , 中村寧 , 片桐美和 , 榎本俊行 , 渡辺学 , 草地信也
ページ範囲:P.67 - P.73
はじめに
当施設の外科は臓器ごとのグループ診療を実施しており,それぞれ関連診療科と協力し,初診から術前診断,治療方針の決定,内視鏡治療,手術,化学療法,そして緩和ケアまでを可能な限り同一の主治医と担当医で行っている.このことで,患者や患者の家族とのコミュニケーションを深め,より満足度の高い医療を行うことができる.胃癌治療に関しては,治療の大原則は「胃癌治療ガイドライン」1)に準じた治療を実践している.
本稿では,われわれが治療に際し心掛けている内容について記載する.
富山県立中央病院外科
著者: 加治正英 , 小西孝司 , 森田晃彦 , 寺田逸郎 , 山本精一 , 前田基一 , 藪下和久 , 清水康一
ページ範囲:P.75 - P.80
はじめに
胃癌の治療における最近のトピックスは,内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection:ESD)1)の普及と化学療法の進歩2)などが挙げられる.当科においては,治療方針を決定する場合,術前のみならず病理結果をもとに術後カンファレンスを必ず行い,統一性を持った診療ができ,EBMを実践できるように心掛けている.
Ⅲ.大腸癌治療のプロトコール
群馬県立がんセンター消化器外科
著者: 鮫島伸一 , 澤田俊夫
ページ範囲:P.83 - P.92
はじめに
近年,大腸癌の増加とともに手術件数も飛躍的に増加している.当院でも年間150例の大腸癌手術を施行している.手術を安全に適切に行う点や医療経済の点からも,外来,入院,手術,術後管理を円滑に合理的に行う必要がある.当科ではクリニカルパスを導入し,合理的な大腸癌治療を目指している.
当院での大腸癌治療方針は,がん専門施設として標準的なものである.地方において質の高い医療を提供することに努めている.外科治療は局所治療であるため,手術では局所の根治性を高める努力を行っている.非切除例,再発例では化学療法を中心とした集学的治療を推進している.
自治医科大学大宮医療センター外科
著者: 小西文雄 , 河村裕 , 佐々木純一 , 櫻木雅子 , 相原弘之 , 前田孝文
ページ範囲:P.93 - P.100
はじめに
自治医科大学大宮医療センター外科においては,消化器癌の治療を主体に診療を行っている.本稿では,筆者らが中心となって施行してきた当科における大腸癌の治療のプロトコールについて述べる.特に,早期癌に対する内視鏡的治療と腹腔鏡大腸切除などについて重点を置いて述べる.
順天堂大学医学部附属順天堂浦安病院外科
著者: 福永正氣 , 木所昭夫 , 射場敏明 , 杉山和義 , 永仮邦彦 , 飯田義人 , 須田健 , 吉川征一郎
ページ範囲:P.101 - P.108
はじめに
大腸癌に対する治療は,大腸癌研究会によりガイドラインが示され標準治療の有力な指針となっている1).われわれはこのガイドラインを尊重し,加えて研究的治療として有望な治療を積極的に組み入れていくことを基本方針としている.当科の特徴は1993年から腹腔鏡下手術(以下,LAP)を積極的に導入し,多方面からの改良を加え,進行癌に対しても積極的に適応拡大をはかってきたことである2,3).現在,結腸癌(Rs直腸癌を含む)に対しての外科手術の80~90%にLAPを適応し,直腸癌では60~70%に適応している.
昭和大学横浜市北部病院消化器センター
著者: 石田文生 , 工藤進英 , 田中淳一 , 遠藤俊吾 , 日高英二 , 永田浩一 , 辰川貴志子 , 樫田博史
ページ範囲:P.109 - P.116
はじめに
癌治療の方法を決定するに際して,benefitとriskを正しく評価した,すなわち病変の根治性と治療による侵襲の大きさを考慮した選択が望まれる時代になってきた.診断のうえでは,大腸内視鏡診断学は電子スコープの出現と拡大電子スコープの開発によって飛躍的に進歩を遂げた1).一方,治療面でも1992年に腹腔鏡下手術がわが国に紹介されて以来,大腸手術にも腹腔鏡下手術が導入されるに至った.腹腔鏡下手術手技の開発と適応の拡大によって,さらに低侵襲な手術治療が可能となってきた.また近年,内視鏡においても粘膜切開剝離法(endoscopic dissection:以下ESD)が大腸に導入されて,治療法の選択がより多彩になっている.これらの医療技術の進歩を背景として,正確な診断に基づいた的確な治療法の選択が確実なものとなりつつある.
本稿では,われわれが現在行っている大腸癌治療のプロトコールを,これまでに蓄積・解析したデータを示しながら紹介したい.
兵庫医科大学第2外科
著者: 外賀真 , 柳秀憲 , 山村武平
ページ範囲:P.117 - P.125
はじめに
近年,大腸癌に対する標準療法が検討されているが,それらの概要は,限局した病変を有する切除可能症例に対する外科治療(+術後補助化学療法)か,再発・切除不能症例に対する化学療法を中心としたpalliative treatmentのいずれかを選択して,それぞれ専門家が行っていくというものである.
切除可能症例に対する外科手術は,癌に対する根治性だけではなく,機能温存・低侵襲性も必要である.再発・切除不能進行大腸癌症例の治療に関しては,化学療法はpalliationであり,ほとんど治癒が望めない.その理由の1つとして,切除不能・再発症例では,化学療法剤の治療用量に対して腫瘍細胞の総数が多すぎるために,total cell killに至る症例はわずかであり,遺残癌細胞が急速な再増殖をきたすために制御不能となり死に至ると言われている1).そこでわれわれの施設では,再発・切除不能症例であっても,一度に大量の腫瘍細胞を除去できる手術を化学療法と組み合わせることによって,さらなる延命と治癒をはかる戦略を立てている.幸い,大腸癌では原発巣,転移臓器とも手術侵襲は比較的軽度であり,積極的切除手術とともに機能改善を行うことが可能であるため,quality of life(QOL)の向上も期待できる.
本稿では,大腸内視鏡下で行う小病変に対する治療は割愛し,進行大腸癌に対する集学的治療方針を中心に解説する.
Ⅳ.肝癌治療のプロトコール
大阪府立成人病センター消化器外科
著者: 佐々木洋 , 山田晃正 , 大東弘明 , 江口英利 , 岸健太郎 , 能浦真吾 , 高地耕 , 宮代勲 , 大植雅之 , 矢野雅彦 , 石川治 , 今岡真義
ページ範囲:P.129 - P.138
はじめに
肝癌には,原発性肝癌と転移性肝癌があり,原発性肝癌には,90%以上を占める肝細胞癌(hepatocellular carcinoma:HCC)と,5%にも満たないが,最近,特に注目され,積極的に治療されつつある胆管細胞癌(肝内胆管癌,cholangiocellular carcinoma:CCC)がある.また,転移性肝癌のなかで現在,積極的な治療対象となっているのは大腸および直腸からの転移例である.
本稿では,当科の肝切除の中心をなすHCCについて,当科における治療プロトコールを述べる.
静岡県立静岡がんセンター肝胆膵外科・他
著者: 上坂克彦 , 前田敦行 , 松永和哉 , 金本秀行 , 森本幸治 , 新宮優二 , 山口茂樹 , 古川敬芳
ページ範囲:P.139 - P.144
はじめに
肝細胞癌の治療には,手術のほかにもラジオ波焼灼療法(RFA),肝動脈塞栓術(TAE),肝動注療法,放射線治療,陽子線治療など,いくつもの選択肢が存在する.それらのなかで根治性に優れ,さらに病理学的に検証が可能であるのは手術だけである.しかし肝切除は,腫瘍の進展範囲や肝予備能などの面から制約を受けることが多いのも事実である.
本稿では,肝癌のなかでも頻度が最も高い肝細胞癌を取り上げ,治療法の選択,肝予備能評価,術前後管理と手術の実際などに関して,当施設の考え方を紹介する.
Ⅳ.肝細胞癌治療のプロトコール
東京女子医科大学消化器病センター外科
著者: 山本雅一 , 桂川秀雄 , 片桐聡 , 吉利賢治 , 有泉俊一 , 清水公一 , 高崎健
ページ範囲:P.145 - P.150
はじめに
肝癌治療は,手術以外の選択肢が多く,その治療選択においては多くのdecision makingが必要である.多くの場合は,腫瘍径,進展度,腫瘍個数,肝機能,合併症などである.最近は,肝癌治療ガイドラインなども出版され,よりエビデンスに基づいた治療が求められている.しかし,すべての治療が科学的に評価されているわけではなく,患者にとってベストの治療を相互の理解のもとに決定し,選択していかなくてはならない.
本稿では,肝細胞癌外科治療に至る過程と外科治療内容の選択,補助療法について記載し,現在当施設で施行しているプロトコールについて概略する.
Ⅳ.肝癌外科治療のプロトコール
北海道大学大学院医学研究科癌診断治療学講座腫瘍外科学分野
著者: 平野聡 , 竹内幹也 , 七戸俊明 , 齋藤克憲 , 仙丸直人 , 鈴木温 , 近藤哲
ページ範囲:P.151 - P.155
はじめに
肝癌に対する治療として各種の非手術的治療が盛んに行われるようになった現在でも,局所制御能の点で外科的肝切除術をしのぐものはいまだ存在しないといってよい.しかし,外科的肝切除術は腫瘍の占拠部位や肝予備能によってその適応が厳密に制限されるため,最も制約の多い治療法の1つでもある.また,肝機能,術式などの違いでその治療経過が症例ごとに大きく異なることも本切除術の特徴である.これらのさまざまな可変因子が存在するなかで最大限の効果と安全性を確保するためには,術前・術中・術後を通して整理された一定のプロトコールに則って治療を行うこと,すなわち治療の標準化がきわめて重要であると考えられる.
本稿では,肝癌を肝細胞癌,肝内胆管癌,転移性肝癌の三疾患に分け,それぞれに共通する点と異なる点を明らかにしながら,教室で行っている肝切除のプロトコールを概説する.
Ⅴ.胆管癌治療のプロトコール
千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
著者: 吉留博之 , 伊藤博 , 木村文夫 , 清水宏明 , 大塚将之 , 宮崎勝
ページ範囲:P.159 - P.165
はじめに
胆管癌に対する有効な治療手段として,外科的な治癒切除以外にない現状では,まず可能な限り外科切除を目指した診断・治療プランを検討することが重要である1,2).胆管癌は解剖学的特性から動脈・門脈に近接して存在することから,正確な癌の胆管進展度(水平・垂直浸潤),血管浸潤度,リンパ節転移などを十分に検討する.また,胆管癌症例では閉塞性黄疸を伴うことが多いことから,特に肝切除例においては肝予備能を十分に評価することが重要である.これらを総合的に検討し,切除の可否を決定し,さらに適切な術式選択を行っている.また,術後病理組織の結果から補助療法の必要性の有無などを決定している.
本稿では,現在の当科における胆管癌に対しての診断・治療・経過観察において施行しているプロトコールを紹介する(図1).
東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座消化器外科学分野
著者: 及川昌也 , 片寄友 , 力山敏樹 , 山本久仁治 , 林洋毅 , 海野倫明
ページ範囲:P.167 - P.172
はじめに
胆管癌は,腫瘍量が比較的少ない時期からグリソン鞘に沿って進展(水平進展)または周囲脈管に容易に浸潤(垂直進展)する.術前画像から腫瘍局在および水平・垂直進展の程度を詳細に評価し,適切な切除術式と胆管切離線を設定する必要がある.
栃木県立がんセンター外科・他
著者: 富川盛啓 , 菱沼正一 , 尾澤巖 , 尾形佳郎 , 長瀬通隆 , 山本孝信
ページ範囲:P.173 - P.180
はじめに
胆管癌は進展度診断が困難であるばかりではなく,周囲の組織や臓器へ容易に浸潤するなど切除不能症例も多く,治療戦略を立てるのに難渋する癌の1つである.現時点では,胆管癌に対して有効とされる化学療法はなく,放射線治療でも腫瘍を根治に至らしめることは不可能である.胆管癌治療の中心は治癒切除を目指して「切除できるものは切除する」という手術療法である.ただし,切除に際しては肝切除や膵頭十二指腸切除など大きな侵襲を伴う術式が多いため,全身状態の把握を含め,可能な限り正確に診断を行ったうえで慎重に治療方針を検討する必要がある.
当センターでは,それぞれの症例の治療方針については,外科医のみの判断ではなく,外科,画像診断部(消化器内科),化学療法科(腫瘍内科),放射線治療部,病理医,放射線技師,検査技師などが参加して開かれる週1回のカンファレンスで詳細に検討している(図1).そうすることで,診断はもとより集学的治療を含めた治療方針に関してさまざまな専門分野の立場から意見を述べて議論を行うことができ,より適切な治療が行えるものと考えている.
名古屋大学大学院医学系研究科器官調節外科学
著者: 平松聖史 , 梛野正人 , 西尾秀樹 , 江畑智希 , 新井利幸 , 小田高司 , 湯浅典博 , 二村雄次
ページ範囲:P.181 - P.187
はじめに
胆管癌治療には手術療法以外に確立された治療法はなく,治療には徹底した根治切除が求められる.そのためには肝門部の複雑な解剖を熟知して正確な進展度診断を行い,合理的な手術術式を立案することが重要である.また,通常胆管癌の手術侵襲は大きいので,周術期合併症の予防と合併症発症時の対策は外科治療上きわめて重要な位置を占める.
本稿では,当科において実際に行っている胆管癌治療のプロトコールについて解説する(図1).
Ⅵ.胆囊癌治療のプロトコール
茨城県立中央病院・地域がんセンター外科
著者: 吉見富洋 , 朝戸裕二 , 三瀬祥弘 , 岡本光順 , 小室安宏 , 川崎普司
ページ範囲:P.191 - P.199
はじめに
胆囊癌には,無症状で偶発的に発見され胆摘のみにて治癒が望める早期の癌や,黄疸,発熱,疼痛などの症状出現後に診断されその切除に肝切除や膵頭十二指腸切除術などの術式の付加が必要な進行癌などさまざまな進行段階の症例が認められる.そこで,当科で経験した胆囊癌切除症例(同時性他臓器癌合併例を除く)を概観したのちに,治療方針について考察する.
国立がんセンター中央病院肝胆膵外科
著者: 島田和明 , 阪本良弘 , 佐野力 , 小菅智男
ページ範囲:P.201 - P.207
はじめに
胆囊癌では腹部超音波検査によって偶然発見された早期病変から,黄疸や腹痛で発症した進行癌まで,さまざまな病期が外科治療の対象となる.しかし,術式の選択基準などの具体的な治療方針についてのエビデンスは乏しいのが現状である.このような場合,経験の豊富な施設における外科医の治療指針は,個別の症例において治療方針を決定する際の参考になる.
本稿では,国立がんセンター中央病院肝胆膵外科グループの胆囊癌治療指針について述べる.
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院外科
著者: 小森山広幸 , 萩原優
ページ範囲:P.209 - P.214
はじめに
胆囊癌の臨床的特徴は癌の壁進達度によって術式が大きく異なり,さらには予後も格段に異なることである.胆囊癌の全国集計の結果をみると,全切除例の5年生存率は42%であるが,StageⅠでは77%,Ⅱでは53%,Ⅲでは31%,Ⅳでは9%と報告されている1).粘膜層(m)や固有筋層(mp)までの癌では胆囊切除のみでも良好な予後が得られるが,進行するにつれて肝内や胆管側への浸潤,広範なリンパ節への転移をきたし,対応する術式も拡大広範囲切除となり侵襲も過大となる.現在のところ胆囊癌治療の第一選択は外科切除であるが,新しい薬剤による補助療法の成績も発表されつつある.
本稿では,われわれが行ってきた胆囊癌治療の概要を示すとともに,最近の胆囊癌治療についての文献的考察を述べる.
山形大学医学部器官機能統御学講座消化器・一般外科学分野
著者: 須藤幸一 , 木村理
ページ範囲:P.215 - P.219
はじめに
胆囊癌の治療においては,現在のところ根治手術のみが胆囊癌の生存率を改善できる唯一の治療法である.1982年から2004年の間に当科で切除した胆囊癌は53例で,壁深達度別の内訳は深達度m:4例,mp:6例,ss:26例,se:10例,si:7例であった.手術術式は,胆囊摘出術から拡大肝右葉切除+膵頭十二指腸切除術(PD)まで様々な術式が施行された(表1).総合的根治度(final curability:fCur)別にはfCur A:25例,fCur B:14例,fCur C:14例であった.fCur別の5年生存率はfCur A:78.3%,fCur B:27.8%,fCur C:0%で,非治癒切除例では3年以上の長期生存例は認められなかった(図1).
本稿では,術前診断から術式選択,術後補助療法に関する現在の当科における治療方針について述べる.
Ⅶ.膵癌治療のプロトコール
癌研有明病院消化器センター肝胆膵グループ
著者: 山本順司 , 斎浦明夫 , 古賀倫太郎 , 野呂拓史 , 関誠 , 大矢雅敏 , 瀬戸泰之 , 大山繁和 , 山口俊晴 , 高野浩一 , 浅原新吾 , 清水深雪 , 藤田直哉 , 亀井明 , 猪狩功遺
ページ範囲:P.223 - P.226
原発性膵悪性腫瘍の80~90%近くを占める浸潤性膵管癌(以下,膵癌)の悪性度は固形癌のなかでも際立っており,根治的治療によってもその予後が不良であることはよく知られている1).本稿では,そのような悪性腫瘍に対する当院での治療法のプロトコールについて解説する.
術前診断とステージング
診断において最も重要な点は膵実質内の腫瘍性病変の描出と膵管の拡張である.通常は腹部超音波検査やCT,MRIで膵内の占拠性病変が描出され,それより末梢の主膵管拡張が確定診断の根拠となる.TS1膵癌(径2cm以下)では腫瘤そのものの描出が困難なことも多い.拡張主膵管の途絶部膵頭側に体外式超音波検査やCTで腫瘍が描出されない場合には,超音波内視鏡(EUS)が有用である(図1).
杏林大学医学部外科
著者: 阿部展次 , 杉山政則 , 植木ひさよ , 柳田修 , 正木忠彦 , 森俊幸 , 跡見裕
ページ範囲:P.229 - P.234
術前診療のプロトコール
1.術前患者の評価
1)存在・質的診断
体外式超音波検査(US)やCT,MRIを用いて腫瘍の存在・質的診断を行っている.これらのうち,正常膵と膵癌のコントラストが最大になる造影ダイナミックCTでの膵実質相や脂肪抑制T1強調MRI,造影ダイナミックMRIでの膵実質相を特に重視している.MRCPは全例に行っている.質の高いMRCP像が得られており,胆管ドレナージが必要のない場合は,存在・質的診断のみを目的としたERCPは最近では行っていない.しかし,良性疾患との鑑別が問題となる限局性の膵管狭窄例などでは,鮮明な膵管像や細胞を得ることを目的としたERPは積極的に行っている.超音波内視鏡検査(EUS)は,小膵癌例や,ほかの画像診断で良性疾患との鑑別が困難な症例で意義が高いと考えている.EUS下穿刺は,EUSあるいはほかの画像診断で他疾患との鑑別に難渋する場合のみ行っている.
2)進展度評価
MDCTで第一段階の進展度評価を行う.MDCTはMRIより空間分解能に優れ,curved planar reformation法などの新しい画像表示法も可能とし,進展度評価を単独でほぼ完結させうる画像診断法として重視している.造影ダイナミック検査により,リンパ節腫大,肝腫瘤,腹水などの評価とともに,局所のresectabilityを決定する動脈・門脈系の浸潤,膵前・後方進展,他臓器浸潤などの評価を行っている.胆管浸潤の評価,膵管内進展の拡がりはMRCP,あるいはERCPで得られた画像を参考としている.また,全例に胸部CTを行い,肺転移の有無を検索している.骨シンチやPETは,現状では全例に行える態勢が整っていないため,施行しない場合がほとんどである.
国立病院機構四国がんセンター消化器外科
著者: 棚田稔 , 栗田啓 , 久保義郎 , 高嶋成光
ページ範囲:P.235 - P.242
はじめに
膵癌に対する治療法としては,大きく分けて手術,化学療法,放射線療法の3つがある.最も予後が期待できる治療法は手術であるが,積極的な切除を行っても,その成績は満足できるものではない1).一方で,手術は,ほかの治療法と比べ大きなリスクを伴い,患者の負担は計り知れない.このため,膵癌の手術の適応についてはある程度の慎重さが必要である.
本稿では,現時点で,膵癌に対して行っている手術の実際について記載する.
帝京大学医学部外科
著者: 天野穂高 , 高田忠敬 , 長島郁雄 , 吉田雅博 , 三浦文彦 , 井坂太洋 , 豊田真之 , 和田慶太 , 高木健司 , 加藤賢一郎
ページ範囲:P.243 - P.247
はじめに
膵癌の診断・治療は,これまでの拡大手術に対する再評価やMDCT(multidetector row CT)などの新しい画像診断装置の進歩,新規抗癌剤であるgemcitabine(以下,GEM)の登場などによって次第に変化してきている.近年,各種疾患でガイドラインが整備されつつあり,EBM(evidence-based medicine)に基づいた診断・治療が求められる時代になってきた.一方,膵癌でのevidence levelの高い検討は少なく,わが国におけるガイドラインも現在作成中である.また,DPC(diagnosis procedure combination)の導入などによる診療報酬体系の見直しといった医療経済的な側面も考慮すべき時代となってきた.
本稿では,現在われわれが施行している膵癌の診断・治療における,(1)術前診療,(2)手術,(3)術後治療・処置のプロトコールについて述べる.
Ⅷ.甲状腺癌治療のプロトコール
あかね会土谷総合病院外科・他
著者: 杉野圭三 , 矢野将嗣 , 西原雅浩 , 番匠谷将孝 , 矢野健次 , 川口康夫 , 岡本英樹 , 浅原利正
ページ範囲:P.251 - P.257
はじめに
甲状腺癌の治療に関しては諸外国の間で意見の相違が激しく,コンセンサスが得られていないのが実情である.国内の各施設においても治療方針にかなりの開きがある1).甲状腺癌のすべてについて記述するのは誌面の都合上限界があるため,本稿では分化型甲状腺癌を中心とし,未分化癌については治療のポイントのみ簡潔に述べる.
神奈川県立がんセンター乳腺甲状腺外科〔甲状腺〕
著者: 吉田明 , 中山博貴
ページ範囲:P.259 - P.266
はじめに
甲状腺癌は濾胞上皮由来で発育の遅い分化癌(乳頭癌,濾胞癌)と,きわめて急激な進展を示す未分化癌,傍濾胞細胞(c-cell)由来の髄様癌に大別される.甲状腺癌の臨床的特徴や予後は組織型により大きく異なっており,それぞれの組織型に基づいて治療方針が決定される.したがって,術前診断が非常に重要となる.
本稿では,まず各癌の特徴を概説し,ついでわれわれが実際に行っている甲状腺癌治療のプロトコールを紹介する.
Ⅸ.乳癌治療のプロトコール
慶應義塾大学医学部外科
著者: 神野浩光 , 池田正 , 高山伸 , 北島政樹
ページ範囲:P.269 - P.275
はじめに
乳癌の治療においては,手術療法,化学療法,内分泌療法および放射線療法を適切な組み合わせと順序で用いることが重要である.当施設における乳癌治療の基本的方針は,evidenceに基づきながらも,個々の患者の希望,個人的および社会的状況を考慮して上記を組み合わせた治療方針を呈示し,インフォームド・コンセントを得てから治療を開始することである.
埼玉県立がんセンター乳腺外科
著者: 末益公人 , 武井寛幸
ページ範囲:P.277 - P.283
はじめに
当院における乳癌治療の基本方針は,手術に関してはでき得る限りを尽くして乳房温存を行うことである.腋窩リンパ節に関してはセンチネルリンパ節生検を積極的に行い,腋窩郭清を省略するという縮小手術主体の治療である.当院における治療スケジュールは初診から手術まではつぎのとおりである.すなわち,初診時に画像診断,組織診断を組み,がんの告知を行う.がん告知後は,看護師により告知後ケアガイドブック(後述)に基づいて行われる.その後,乳房温存術可能症例については手術を行う.乳房温存術が不可能な症例については個々の症例によって術前ホルモン療法や術前化学療法を行う.その後,乳房温存術可能になった症例(大多数の症例であるが)に対しては乳房温存術を,腫瘤の縮小が認めらない症例に対しては乳房切除術を行う.もちろん乳房温存術施行例には,原則として全例にセンチネルリンパ節生検を行う.転移陰性例に対しては腋窩郭清を省略する(図1).これらについて順次,詳細を述べる.
札幌乳腺外科クリニック
著者: 岡崎稔 , 岡崎亮 , 渡部芳樹 , 大口美代子
ページ範囲:P.285 - P.291
はじめに
乳腺クリニックを訪れる患者の要望は,総合病院の診療とは異なり,専門クリニックにおける迅速な対応,疾病についての十分な説明,癒しの雰囲気であろう.われわれのクリニックの理念は,患者サイドに立脚した医療を可能な限り実践することである.
近年の情報化社会にあって,乳がんに関する知識もある程度得て来院する場合,セカンドオピニオンを求めて来院する場合,検診で来院し乳がんが検出される場合など様々な患者がいるが,パターナリズム(父権主義)の時代とは異なり,まず初診時に医療者側がインフォームド・コンセント(IC)を患者にとられているのである.仕事を第一優先に治療を望む患者,生命より乳房が重要な時期である患者,死に対する恐怖でパニックに陥っている患者など,さまざまな心理を最初の段階で汲み取り,同意することが必要である.これが治療の第一歩であろう.
Ⅹ.肺癌治療のプロトコール
京都大学大学院医学研究科呼吸器外科
著者: 田中文啓 , 和田洋巳
ページ範囲:P.295 - P.301
はじめに
原発性肺癌は日本人の悪性腫瘍による死亡原因の第1位を占める予後不良の疾患であるが,治療の点からは小細胞肺癌とそれ以外の非小細胞肺癌に分類される.小細胞肺癌は原発性肺癌の15%程度を占め,早期にリンパ節および遠隔転移をきたすこと,また放射線や化学療法に対する感受性がきわめて高いことから外科治療の対象になることは稀である.非小細胞肺癌は,小細胞肺癌以外の組織型の総称であり,早期に発見して完全切除することが治癒に導く最も有効な治療法である.したがって本稿では,主として手術の対象となる非小細胞肺癌の外科治療を中心とした治療について延べることにする.
独立行政法人国立病院機構近畿中央胸部疾患センター外科
著者: 松村晃秀 , 太田三徳 , 田中壽一 , 池田直樹 , 井内敬二
ページ範囲:P.303 - P.311
はじめに
わが国では悪性腫瘍が1985年以降死因の第1位を占めており,厚生労働省の平成15年人口動態統計(確定数)の概況によれば,年間56,000人が気管支および肺の悪性新生物で死亡している.当院においても肺癌手術例は年々増加している.
2000年にも癌治療のプロトコールとして同様の企画で特集が組まれているが,この5年間に大きく異なったのは,診断面では,(1)空間分解能に優れたヘリカルCT〔helical CT,あるいはスパイラルCT(spiral CT)〕の普及により,従来では発見されないような微小あるいは小型肺癌が発見されるようになったこと.当院でも,肺癌手術例の増加は主としてⅠ期肺癌の増加によるものである(図1,表1).(2)Positoron emission tomography(PET)が普及し,ある程度の質的診断が可能となったこと,である.治療面では,(1)1990年代に出現した新規抗癌剤が臨床の場で広く用いられ,その評価が定まりつつあること,(2)分子標的薬のような従来の抗癌剤とは作用機序の異なる薬剤が出現したこと,などが挙げられる.
そのうち外科の領域では,(1)当時は未だ明らかでなかった術後補助化学療法の有効性が明らかにされつつあること,(2)胸腔鏡がほとんどの症例で使用され,Ⅰ期肺癌では,施設により胸腔鏡下肺葉切除術(VATS lobectomy)が標準術式となったこと,などが挙げられる.そのほか,evidence based medicine(EBM)やクリニカルパスの普及,種々の癌について治療のガイドラインが設けられた1)ことにより,従来多くは経験に基づいて行われていた治療,処置の再評価が行われ,施設間,医師間の治療方針の差異が徐々に少なくなっていることである.
本稿では,現在の当院における肺癌治療について述べる.
仙台厚生病院呼吸器センター外科・他
著者: 稲沢慶太郎 , 由岐義弘 , 菅原俊一 , 中村雄介 , 本田芳宏 , 堀越理紀 , 小林隆夫 , 石本修
ページ範囲:P.313 - P.318
はじめに
肺癌は1998年から悪性新生物のなかで死亡数が第1位になり,現在も年間死亡者数が増加している.治療に関して種々の研究がなされているにもかかわらず,その治療成績は満足のいくものではない.最近,胸部CTを用いた肺癌検診が普及し,小型肺癌症例が発見されるようなり,早期のうちに切除を行い良好な5年生存率が得られるようになってきている.
本稿では,開業医や診療所などからの紹介を受ける当施設における,このような早期病変に対する診断・治療を含め,現在行われている非小細胞肺癌治療のプロトコールを紹介する.
新潟県立がんセンター新潟病院呼吸器外科
著者: 小池輝明 , 大和靖 , 吉谷克雄 , 宮内善広
ページ範囲:P.319 - P.324
はじめに
わが国における肺がん手術症例は増加の一途をたどり,日本胸部外科学会が調査を開始した1986年の肺がん手術数は6,421例1)であったが,2000年には18,643例2),2002年には20,440例3)と,近年は年間2万例以上が手術の対象となっている.手術対象例の肺がん進行度にも変化がみられ,呼吸器外科学会の調査によると,1989年に切除された3,643例の病理病期はⅠ期47%,Ⅱ期10%,Ⅲ期37%とⅢ期の比率が高かったが4),1994年の切除7,393例ではⅠ期51%,Ⅱ期15%,Ⅲ期30%とⅢ期が減少し,Ⅰ・Ⅱ期が増加してきた5).2001~2002年に新潟県で切除された1,211例でみるとこの傾向はさらに顕著となり,Ⅰ期74%,Ⅱ期10%,Ⅲ期14%とⅠ期症例が大勢を占める状況に変化してきた6).
本稿では,このような現状を踏まえて当施設における肺がん治療のプロトコールを紹介する.
基本情報
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特集 進歩する消化器外科手術―術式の温故知新
67巻13号(2012年12月発行)
特集 本当は怖い 臓器解剖変異―外科医が必ず知っておくべき知識
67巻12号(2012年11月発行)
特集 食道癌・胃癌切除後の再建法を見直す―達人の選択
67巻11号(2012年10月発行)
特集 外科医のための癌診療データ
67巻10号(2012年10月発行)
特集 炎症性腸疾患のすべて―新しい治療戦略
67巻9号(2012年9月発行)
特集 高齢者外科手術における周術期管理
67巻8号(2012年8月発行)
特集 知っておきたい放射線・粒子線治療
67巻7号(2012年7月発行)
特集 分子標的薬の有害事象とその対策
67巻6号(2012年6月発行)
特集 よくわかるNCD
67巻5号(2012年5月発行)
特集 次代のMinimally Invasive Surgery!
67巻4号(2012年4月発行)
特集 内視鏡外科手術の腕をみがく―技術認定医をめざして
67巻3号(2012年3月発行)
特集 消化器外科のドレーン管理を再考する
67巻2号(2012年2月発行)
特集 肝胆膵外科手術における術中トラブル―その予防と対処のポイント
67巻1号(2012年1月発行)
特集 「切除困難例」への化学療法後の手術―根治切除はどこまで可能か
66巻13号(2011年12月発行)
特集 外科医のための消化器内視鏡Up-to-Date
66巻12号(2011年11月発行)
特集 目で見てわかる肛門疾患治療
66巻11号(2011年10月発行)
特集 外科医のための最新癌薬物療法
66巻10号(2011年10月発行)
特集 進歩する癌転移診断―外科臨床はどう変わるのか
66巻9号(2011年9月発行)
特集 下大静脈にかかわる病態を見直す
66巻8号(2011年8月発行)
特集 画像診断の進歩をいかに手術に役立てるか
66巻7号(2011年7月発行)
特集 術前薬物療法は乳癌手術を縮小させるか
66巻6号(2011年6月発行)
特集 栄養療法―最新の知見と新たな展開
66巻5号(2011年5月発行)
特集 いま必要な外科治療に関する臨床試験の最新知識
66巻4号(2011年4月発行)
特集 悪性腫瘍の術中病理診断を効果的に活用する―どこを検索すべきか,どう対応すべきか
66巻3号(2011年3月発行)
特集 知っておくべき 外科手術の神経系合併症 その診断と対策
66巻2号(2011年2月発行)
特集 T4の癌―臓器別特性と治療戦略
66巻1号(2011年1月発行)
特集 医療経済からみた大腸癌化学療法
65巻13号(2010年12月発行)
特集 「出血量ゼロ」をめざした消化管癌の内視鏡下手術
65巻12号(2010年11月発行)
特集 新しいエネルギーデバイスの構造と使い方のコツ
65巻11号(2010年10月発行)
特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
65巻10号(2010年10月発行)
特集 乳糜胸水・腹水を考える―その原因と対策
65巻9号(2010年9月発行)
特集 [臓器別]消化器癌終末期の特徴とターミナルケア
65巻8号(2010年8月発行)
特集 ESD時代の外科治療
65巻7号(2010年7月発行)
特集 腹壁瘢痕ヘルニア治療up date
65巻6号(2010年6月発行)
特集 癌外科治療の日本と海外との相違点
65巻5号(2010年5月発行)
特集 消化器外科手術における新しい潮流
65巻4号(2010年4月発行)
特集 消化器癌neoadjuvant chemotherapyの新展開
65巻3号(2010年3月発行)
特集 エキスパートが伝える 消化器癌手術の流れと手術助手の心得
65巻2号(2010年2月発行)
特集 外科医に必要なPET検査の知識―その有用性と問題点
65巻1号(2010年1月発行)
特集 がん診療ガイドライン―臨床現場における有効活用法
64巻13号(2009年12月発行)
特集 内視鏡下手術―もう一歩のステップアップのために
64巻12号(2009年11月発行)
特集 転移性腫瘍に対する治療戦略
64巻11号(2009年10月発行)
特集 できる!縫合・吻合
64巻10号(2009年10月発行)
特集 消化器外科における経腸栄養の意義と役割
64巻9号(2009年9月発行)
特集 外科医に求められるチーム医療Practice
64巻8号(2009年8月発行)
特集 胆囊癌根治手術をめぐる諸問題
64巻7号(2009年7月発行)
特集 肝胆膵癌に対する補助療法―治療成績の向上を目指して
64巻6号(2009年6月発行)
特集 消化器癌外科治療のrandomized controlled trial
64巻5号(2009年5月発行)
特集 炎症性腸疾患外科治療のcontroversy
64巻4号(2009年4月発行)
特集 脾臓をめぐる最近のトピックス
64巻3号(2009年3月発行)
特集 直腸癌治療―最近の進歩と動向
64巻2号(2009年2月発行)
特集 最近のGIST診療―診療ガイドラインの理解と実践
64巻1号(2009年1月発行)
特集 外科診療上知っておきたい新たな予後予測因子・スコア
63巻13号(2008年12月発行)
特集 外科におけるadjuvant/neoadjuvant chemotherapy update
63巻12号(2008年11月発行)
特集 十二指腸病変に対する外科的アプローチ
63巻11号(2008年10月発行)
特集 肛門疾患診療のすべて
63巻10号(2008年10月発行)
特集 鼠径ヘルニアの治療NOW―乳幼児から成人まで
63巻9号(2008年9月発行)
特集 がんの切除範囲を考える―診断法とその妥当性
63巻8号(2008年8月発行)
特集 St. Gallen 2007に基づいた乳癌テーラーメイド補助療法
63巻7号(2008年7月発行)
特集 実践に必要な術後創の管理
63巻6号(2008年6月発行)
特集 肝・胆・膵領域における腹腔鏡下手術の最前線
63巻5号(2008年5月発行)
特集 胆道癌外科診療を支えるエキスパートテクニック
63巻4号(2008年4月発行)
特集 消化器外科と漢方
63巻3号(2008年3月発行)
特集 術前・術中のリンパ節転移診断の方法とその有用性
63巻2号(2008年2月発行)
特集 安全な消化管器械吻合をめざして
63巻1号(2008年1月発行)
特集 機能温存手術のメリット・デメリット
62巻13号(2007年12月発行)
特集 膵臓外科の新たな展開
62巻12号(2007年11月発行)
特集 Up-to-Date外科医のための創傷治癒
62巻11号(2007年10月発行)
特集 癌診療に役立つ最新データ2007-2008
62巻10号(2007年10月発行)
特集 肛門疾患診断・治療のコツと実際
62巻9号(2007年9月発行)
特集 多発肝転移をめぐって
62巻8号(2007年8月発行)
特集 Surgical Site Infection(SSI)対策
62巻7号(2007年7月発行)
特集 乳癌の治療戦略―エビデンスとガイドラインの使い方
62巻6号(2007年6月発行)
特集 肝胆膵術後合併症―その予防のために
62巻5号(2007年5月発行)
特集 外来がん化学療法と外科
62巻4号(2007年4月発行)
特集 癌診療ガイドラインの功罪
62巻3号(2007年3月発行)
特集 術後呼吸器合併症―予防と対策の最新知識
62巻2号(2007年2月発行)
特集 外科領域におけるインフォームド・コンセントと医療安全対策
62巻1号(2007年1月発行)
特集 良性腸疾患における腹腔鏡下手術の適応と限界
61巻13号(2006年12月発行)
特集 消化器外科術後合併症の治療戦略―私たちはこのように治療している
61巻12号(2006年11月発行)
特集 生活習慣病および代謝性疾患と外科
61巻11号(2006年10月発行)
特集 イラストレイテッド外科標準術式
61巻10号(2006年10月発行)
特集 今どうしてNSTなのか?
61巻9号(2006年9月発行)
特集 消化器外科医に必要な低侵襲治療の知識
61巻8号(2006年8月発行)
特集 急性腹症における低侵襲な治療法選択
61巻7号(2006年7月発行)
特集 消化器外科における非観血的ドレナージ
61巻6号(2006年6月発行)
特集 癌の播種性病変の病態と診断・治療
61巻5号(2006年5月発行)
特集 手術のための臨床局所解剖
61巻4号(2006年4月発行)
特集 最新の手術器械―使いこなすコツを学ぶ
61巻3号(2006年3月発行)
特集 乳腺疾患を取り巻くガイドラインと最新の知見―最適な診療を目指して
61巻2号(2006年2月発行)
特集 外科医に求められる緩和医療の知識
61巻1号(2006年1月発行)
特集 GIST―診断と治療の最前線
60巻13号(2005年12月発行)
特集 消化管機能温存を考えた外科手術最前線
60巻12号(2005年11月発行)
特集 生体肝移植―最新の話題
60巻11号(2005年10月発行)
特集 癌治療のプロトコール2005-2006
60巻10号(2005年10月発行)
特集 自動吻合器・縫合器による消化管再建の標準手技と応用
60巻9号(2005年9月発行)
特集 癌告知とインフォームド・コンセント
60巻8号(2005年8月発行)
特集 肝切除のコツを知る―出血を少なくするために
60巻7号(2005年7月発行)
特集 炎症性腸疾患―治療における最近の進歩
60巻6号(2005年6月発行)
特集 化学放射線療法―現状とイメージングによる効果判定
60巻5号(2005年5月発行)
特集 外科栄養療法の新たな潮流
60巻4号(2005年4月発行)
特集 Surgical Site Infection(SSI)の現状と対策
60巻3号(2005年3月発行)
特集 急性肺塞栓症の最新診療
60巻2号(2005年2月発行)
特集 再発食道癌を考える
60巻1号(2005年1月発行)
特集 手術のグッドタイミング
59巻13号(2004年12月発行)
特集 直腸癌に対する手術のコツ
59巻12号(2004年11月発行)
特集 術中の出血コントロールと止血のノウハウ
59巻11号(2004年10月発行)
特集 小外科・外来処置マニュアル
59巻10号(2004年10月発行)
特集 周術期の輸液と感染対策
59巻9号(2004年9月発行)
特集 乳癌初回の診療:ガイドラインと主治医の裁量
59巻8号(2004年8月発行)
特集 肛門疾患診断・治療の実際
59巻7号(2004年7月発行)
特集 研修医のための外科基本手技とそのコツ
59巻6号(2004年6月発行)
特集 内視鏡外科手術を安全に行うために
59巻5号(2004年5月発行)
特集 Sentinel node navigation surgery―新たなる展開
59巻4号(2004年4月発行)
特集 甲状腺癌治療の最適化を目指して
59巻3号(2004年3月発行)
特集 肝細胞癌治療の最前線
59巻2号(2004年2月発行)
特集 GIST(gastrointestinal stromal tumor)診療の最前線
59巻1号(2004年1月発行)
特集 癌en bloc切除とnon-touch isolation techniqueの考え方と実践
58巻13号(2003年12月発行)
特集 内視鏡下手術で発展した手技・器具の外科手術への応用
58巻12号(2003年11月発行)
特集 浸潤性膵管癌の診療をどうするか
58巻11号(2003年10月発行)
特集 クリニカルパスによる外科医療の進歩
58巻10号(2003年10月発行)
特集 神経温存胃切除術
58巻9号(2003年9月発行)
特集 癌と紛らわしい各領域の諸病変
58巻8号(2003年8月発行)
特集 癌化学療法レジメンの選択とその根拠:消化器癌
58巻7号(2003年7月発行)
特集 癌化学療法レジメンの選択とその根拠:乳癌・肺癌・甲状腺癌
58巻6号(2003年6月発行)
特集 癌肝転移の治療戦略
58巻5号(2003年5月発行)
特集 栄養療法とformula
58巻4号(2003年4月発行)
特集 腹腔鏡下大腸切除術のコツ
58巻3号(2003年3月発行)
特集 Q&A器械吻合・縫合のコツ
58巻2号(2003年2月発行)
特集 胆囊癌NOW
58巻1号(2003年1月発行)
特集 外科における重症感染症とその対策
57巻13号(2002年12月発行)
特集 胃癌治療ガイドラインの検証
57巻12号(2002年11月発行)
特集 肛門疾患手術のup to date
57巻11号(2002年10月発行)
特集 癌診療に役立つ最新データ
57巻10号(2002年10月発行)
特集 内視鏡下手術の現状と問題点
57巻9号(2002年9月発行)
特集 パソコン活用術とその周辺
57巻8号(2002年8月発行)
特集 ヘルニア—最新の治療
57巻7号(2002年7月発行)
特集 外科診療とステロイド療法
57巻6号(2002年6月発行)
特集 エビデンスから見直す癌術後患者のフォローアップ
57巻5号(2002年5月発行)
特集 肝切除術のコツ
57巻4号(2002年4月発行)
特集 消化器外科における機能検査
57巻3号(2002年3月発行)
特集 乳癌:初回治療の標準化
57巻2号(2002年2月発行)
特集 食道癌治療におけるcontroversy
57巻1号(2002年1月発行)
特集 最先端の外科医療
56巻13号(2001年12月発行)
特集 IVRの現状と問題点
56巻12号(2001年11月発行)
特集 新しい医療材料と器具
56巻11号(2001年10月発行)
特集 画像で決める癌手術の切除範囲—典型症例総覧
56巻10号(2001年10月発行)
特集 甲状腺外科—最新の臨床
56巻9号(2001年9月発行)
特集 外科と消毒と感染予防
56巻8号(2001年8月発行)
特集 閉塞性黄疸の診療手順
56巻7号(2001年7月発行)
特集 肝良性疾患—鑑別診断と治療法選択のupdate
56巻6号(2001年6月発行)
特集 大腸癌の術後再発をめぐって
56巻5号(2001年5月発行)
特集 家族性腫瘍—診断と治療の現況
56巻4号(2001年4月発行)
特集 外科におけるクリニカルパスの展開
56巻3号(2001年3月発行)
特集 総胆管結石治療の最前線—手技と周辺機器の進歩
56巻2号(2001年2月発行)
特集 重症急性膵炎の診療Now
56巻1号(2001年1月発行)
特集 21世紀の外科—Tissue Engineering
55巻13号(2000年12月発行)
特集 超音波ガイド下の穿刺手技
55巻12号(2000年11月発行)
特集 胃癌術後のフォローアップ:再発と二次癌対策
55巻11号(2000年10月発行)
特集 癌治療のプロトコール—当施設はこうしている
55巻10号(2000年10月発行)
特集 ベッドサイド基本手技とコツ
55巻9号(2000年9月発行)
特集 外科医に求められる緩和医療プラクティス
55巻8号(2000年8月発行)
特集 肛門疾患診療の実際とコツ
55巻7号(2000年7月発行)
特集 抗菌薬ベストチョイス—その理論と実際
55巻6号(2000年6月発行)
特集 胃全摘後の消化管再建—術式のベストチョイス
55巻5号(2000年5月発行)
特集 輸液:その組成・アクセス・管理
55巻4号(2000年4月発行)
特集 各種ステント治療のノウハウ
55巻3号(2000年3月発行)
特集 Sentinel Node Navigation Surgery
55巻2号(2000年2月発行)
特集 イレウス診療のupdate
55巻1号(2000年1月発行)
特集 肝臓移植を理解する
54巻13号(1999年12月発行)
特集 大腸の非腫瘍性疾患—外科医のための診療指針
54巻12号(1999年11月発行)
特集 胃・十二指腸の非腫瘍性疾患—外科医のための診療指針
54巻11号(1999年10月発行)
特集 薬物療法マニュアル
54巻10号(1999年10月発行)
特集 消化管EMRの現状と問題点
54巻9号(1999年9月発行)
特集 在宅栄養療法の標準管理
54巻8号(1999年8月発行)
特集 3D画像診断の肝胆膵手術への応用
54巻7号(1999年7月発行)
特集 膵臓外科に対するチャレンジ:切離・吻合の工夫
54巻6号(1999年6月発行)
特集 直腸癌の治療—機能温存手術のプログレス
54巻5号(1999年5月発行)
特集 切除標本取扱いガイドライン—癌取扱い規約に基づいた正しい取扱い法と肉眼所見の記載法
54巻4号(1999年4月発行)
特集 Surgical deviceの有効,安全な使い方
54巻3号(1999年3月発行)
特集 器械吻合・縫合におけるコツとピットフォール
54巻2号(1999年2月発行)
特集 癌転移治療のノウハウ
54巻1号(1999年1月発行)
特集 乳癌の手術:最適化への論点
53巻13号(1998年12月発行)
特集 外科・形成外科の連携と展望
53巻12号(1998年11月発行)
特集 肝癌治療のupdate
53巻11号(1998年10月発行)
特集 縫合・吻合法のバイブル
53巻10号(1998年10月発行)
特集 胃癌術後補助化学療法をめぐって
53巻9号(1998年9月発行)
特集 急性腹膜炎—病態と治療の最前線
53巻8号(1998年8月発行)
特集 肛門疾患診断・治療のノウハウ
53巻7号(1998年7月発行)
特集 分子生物学的診断は病理診断に迫れるか
53巻6号(1998年6月発行)
特集 ここまできたDay Surgery
53巻5号(1998年5月発行)
特集 病態別補充・補正のFormula
53巻4号(1998年4月発行)
特集 早期直腸癌診療のストラテジー
53巻3号(1998年3月発行)
特集 自己血輸血の現状と将来展望
53巻2号(1998年2月発行)
特集 食道・胃静脈瘤攻略法
53巻1号(1998年1月発行)
特集 胆道ドレナージを考える
52巻13号(1997年12月発行)
特集 血管系病変と腹部消化器外科
52巻12号(1997年11月発行)
特集 消化器外科領域におけるメタリックステント
52巻11号(1997年10月発行)
特集 外来診療・小外科マニュアル
52巻10号(1997年10月発行)
特集 食道癌診療のトピックス
52巻9号(1997年9月発行)
特集 甲状腺と上皮小体の外科—最近の進歩
52巻8号(1997年8月発行)
特集 Q&A 自動吻合器・縫合器の安全,有効な使い方
52巻7号(1997年7月発行)
特集 経腸栄養法—最新の動向
52巻6号(1997年6月発行)
特集 輸血後GVHDをめぐる諸問題
52巻5号(1997年5月発行)
特集 サイトカインからみた周術期管理
52巻4号(1997年4月発行)
特集 膵瘻の予防・治療のノウハウ
52巻3号(1997年3月発行)
特集 ドレッシング—創傷管理の新たな展開
52巻2号(1997年2月発行)
特集 消化器の“前癌病変”と“ハイリスク病変”
52巻1号(1997年1月発行)
特集 転移性肺癌診療の最新ストラテジー
51巻13号(1996年12月発行)
特集 大災害に対する外科医の備え
51巻12号(1996年11月発行)
特集 外科医のためのペインクリニック
51巻11号(1996年10月発行)
特集 術前ワークアップマニュアル—入院から手術当日までの患者管理
51巻10号(1996年10月発行)
特集 胃癌治療のup-to-date—機能温存手術と縮小手術
51巻9号(1996年9月発行)
特集 急性腹症—画像診断から初期治療まで
51巻8号(1996年8月発行)
特集 直腸癌に対する肛門機能温存手術の実際
51巻7号(1996年7月発行)
特集 図解 成人鼠径ヘルニア手術
51巻6号(1996年6月発行)
特集 外科医に必要な整形外科の知識
51巻5号(1996年5月発行)
特集 肛門疾患診療のポイント—エキスパート17人のノウハウ
51巻4号(1996年4月発行)
特集 術後感染症—予防と治療の実際
51巻3号(1996年3月発行)
特集 肝炎・肝硬変患者の消化器外科手術
51巻2号(1996年2月発行)
特集 甲状腺外科の新しい展開
51巻1号(1996年1月発行)
特集 乳房温存療法の適応と実際
50巻13号(1995年12月発行)
特集 外科医のための緩和ケア
50巻12号(1995年11月発行)
特集 消化器癌手術における皮膚切開と術野展開の工夫
50巻11号(1995年10月発行)
特集 術後1週間の患者管理
50巻10号(1995年10月発行)
特集 多臓器不全—患者管理の実際
50巻9号(1995年9月発行)
特集 出血させない消化器癌手術
50巻8号(1995年8月発行)
特集 高齢者の外科—キュアとケア
50巻7号(1995年7月発行)
特集 再発消化管癌を治療する
50巻6号(1995年6月発行)
特集 外科臨床医のための基本手技
50巻5号(1995年5月発行)
特集 画像診断が変わる? MRIの新しい展開
50巻4号(1995年4月発行)
特集 新しい膵手術のテクニック
50巻3号(1995年3月発行)
特集 Q & A 人工呼吸管理とベンチレータ
50巻2号(1995年2月発行)
特集 消化器癌画像診断のノウ・ハウ
50巻1号(1995年1月発行)
特集 早期胃癌の内視鏡的根治切除
49巻13号(1994年12月発行)
特集 外科手術と輸血—最近の動向
49巻12号(1994年11月発行)
特集 ストーマの造設と管理—患者のQOLの視点から
49巻11号(1994年10月発行)
特集 施設別/新・悪性腫瘍治療のプロトコール
49巻10号(1994年10月発行)
特集 自動吻合器・縫合器を使いこなす
49巻9号(1994年9月発行)
特集 癌の外科治療とインフォームド・コンセント(IC)
49巻8号(1994年8月発行)
特集 消化器外科におけるInterventional Radiology(IVR)
49巻7号(1994年7月発行)
特集 腹腔鏡下の腹部救急疾患診療
49巻6号(1994年6月発行)
特集 静脈系疾患診療の新しい展開
49巻5号(1994年5月発行)
特集 術中肝エコーのABC
49巻4号(1994年4月発行)
特集 内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)
49巻3号(1994年3月発行)
特集 肝癌治療の最新ストラテジー
49巻2号(1994年2月発行)
特集 上部消化管の術後運動機能評価と病態
49巻1号(1994年1月発行)
特集 乳癌診療—今日の話題
48巻13号(1993年12月発行)
特集 スキルス胃癌の診断と治療
48巻12号(1993年11月発行)
特集 骨盤内悪性腫瘍の機能温存手術
48巻11号(1993年10月発行)
特集 Dos & Don'ts外来の小外科
48巻10号(1993年10月発行)
特集 今日の肺癌診療
48巻9号(1993年9月発行)
特集 食道癌治療への集学的アプローチ
48巻8号(1993年8月発行)
特集 疼痛をどうコントロールするか
48巻7号(1993年7月発行)
特集 Up-to-date総胆管結石症治療
48巻6号(1993年6月発行)
特集 MRSA感染症対策の実際
48巻5号(1993年5月発行)
特集 施設別・消化器癌術後栄養管理の実際
48巻4号(1993年4月発行)
特集 治療的ドレナージ
48巻3号(1993年3月発行)
特集 局所麻酔を行う外科医へ
48巻2号(1993年2月発行)
特集 消化管の機能温存手術
48巻1号(1993年1月発行)
特集 消化器癌切除材料取扱いマニュアル
47巻13号(1992年12月発行)
特集 今日の甲状腺癌診療
47巻12号(1992年11月発行)
特集 悪性腫瘍治療の現況—他科では今
47巻11号(1992年10月発行)
特集 外科患者・薬物療法マニュアル
47巻10号(1992年10月発行)
特集 形成外科から学び取る
47巻9号(1992年9月発行)
特集 大腸癌治療のフロンティア
47巻8号(1992年8月発行)
特集 膵癌への挑戦
47巻7号(1992年7月発行)
特集 肛門疾患診療の実際—私の方法と根拠
47巻6号(1992年6月発行)
特集 いまイレウスを診療する
47巻5号(1992年5月発行)
特集 腫瘍マーカーの理論と実際
47巻4号(1992年4月発行)
特集 静脈・経腸栄養のトピックス
47巻3号(1992年3月発行)
特集 再手術の適応と術式
47巻2号(1992年2月発行)
特集 下肢循環障害の治療—適応と限界
47巻1号(1992年1月発行)
特集 外科における超音波検査—新しい展開
46巻13号(1991年12月発行)
特集 院内感染—現状と対策
46巻12号(1991年11月発行)
特集 若年者癌診療の実際
46巻11号(1991年10月発行)
特集 術前・術後管理 '91
46巻10号(1991年10月発行)
特集 胆石症の非手術的治療—現況と問題点
46巻9号(1991年9月発行)
特集 胃癌の治療update
46巻8号(1991年8月発行)
特集 内視鏡下外科手術
46巻7号(1991年7月発行)
特集 熱傷治療のトピックス
46巻6号(1991年6月発行)
特集 食道静脈瘤治療の焦点
46巻5号(1991年5月発行)
特集 術前一般検査—異常値の読みと対策
46巻4号(1991年4月発行)
特集 癌のPalliative Therapy
46巻3号(1991年3月発行)
特集 乳房温存療法の実践
46巻2号(1991年2月発行)
特集 急性腹症の近辺—他科からのアドバイス
46巻1号(1991年1月発行)
特集 Day Surgeryはどこまで可能か
45巻13号(1990年12月発行)
特集 進行癌の画像診断—治癒切除の判定をどうするか
45巻12号(1990年11月発行)
特集 癌手術の補助療法—現状と展望
45巻11号(1990年10月発行)
特集 保存的治療の適応と限界—外科から,内科から
45巻10号(1990年10月発行)
特集 胸水・腹水への対処
45巻9号(1990年9月発行)
特集 消化管吻合法—私の方法とコツ
45巻8号(1990年8月発行)
特集 臓器全摘術の適応と問題点
45巻7号(1990年7月発行)
特集 外科医のための整形外科
45巻6号(1990年6月発行)
特集 転移性肝癌の治療
45巻5号(1990年5月発行)
特集 腹部血管病変の診療
45巻4号(1990年4月発行)
特集 今日のストーマ
45巻3号(1990年3月発行)
特集 新しい手術材料—特徴と使い方
45巻2号(1990年2月発行)
特集 Endoscopic Surgery—適応と手技
45巻1号(1990年1月発行)
特集 肺癌の診断と治療 '90
44巻13号(1989年12月発行)
特集 小児外科
44巻12号(1989年11月発行)
特集 胆嚢癌の外科
44巻11号(1989年10月発行)
特集 肛門疾患治療の現況
44巻10号(1989年9月発行)
特集 鼎談
44巻9号(1989年9月発行)
特集 がん放射線療法の現況と進歩
44巻8号(1989年8月発行)
特集 臓器生検の適応と手技
44巻7号(1989年7月発行)
特集 食道癌の手術
44巻6号(1989年6月発行)
特集 胃癌治療の最近の話題
44巻5号(1989年5月発行)
特集 外科臨床における病態別栄養
44巻4号(1989年4月発行)
特集 消化器良性疾患の手術適応—最近の考え方
44巻3号(1989年3月発行)
特集 肝門部胆管癌の治療
44巻2号(1989年2月発行)
特集 80歳以上高齢者の手術
44巻1号(1989年1月発行)
特集 膵臓の外科—up to date
43巻13号(1988年12月発行)
特集 直腸癌の手術
43巻12号(1988年11月発行)
特集 Drug Delivery Systemを利用した癌治療
43巻11号(1988年10月発行)
特集 外科医のためのMRIの臨床
43巻10号(1988年9月発行)
特集 高位胃潰瘍治療の問題点—外科から,内科から
43巻9号(1988年8月発行)
特集 消化器癌の相対非治癒切除
43巻8号(1988年7月発行)
特集 多発外傷—初療60分
43巻7号(1988年6月発行)
特集 鼠径ヘルニアの診療
43巻6号(1988年5月発行)
特集 —そこが知りたい—消化器外科手術のテクニックとコツ96
43巻5号(1988年5月発行)
特集 急性腹症のX線像・エコー像
43巻4号(1988年4月発行)
特集 外科診療における酸塩基平衡の異常
43巻3号(1988年3月発行)
特集 手術と輸血—最近のトピックス
43巻2号(1988年2月発行)
特集 集中治療を要する術後合併症
43巻1号(1988年1月発行)
特集 臓器移植のup to date '88
42巻13号(1987年12月発行)
特集 外科的感染症と抗生物質の選択
42巻12号(1987年11月発行)
特集 胆石症—最近の話題
42巻11号(1987年10月発行)
特集 Interventional Radiologyの現況
42巻10号(1987年9月発行)
特集 癌術後follow upと再発時の対策
42巻9号(1987年8月発行)
特集 乳癌診療のUp-to-date
42巻8号(1987年7月発行)
特集 いわゆる消化器早期癌の術後再発—その実態と対策
42巻7号(1987年6月発行)
特集 外科医の触診
42巻6号(1987年5月発行)
特集 [施設別]悪性腫瘍治療方針のプロトコール
42巻5号(1987年5月発行)
特集 外科医のための超音波応用診断手技
42巻4号(1987年4月発行)
特集 頸部腫瘤の臨床
42巻3号(1987年3月発行)
特集 消化管のEmergency—穿孔・破裂
42巻2号(1987年2月発行)
特集 外科医が使える形成外科手技
42巻1号(1987年1月発行)
特集 今日の肺癌治療 '87
41巻13号(1986年12月発行)
特集 ストーマをめぐる最近の話題
41巻12号(1986年11月発行)
特集 MOF患者のArtificial Support
41巻11号(1986年10月発行)
特集 胃癌手術の限界と合理化
41巻10号(1986年9月発行)
特集 食道静脈瘤硬化療法—その適応と手技上のポイント
41巻9号(1986年8月発行)
特集 悪性腫瘍を疑うX線像
41巻8号(1986年7月発行)
特集 重症患者の輸液・栄養
41巻7号(1986年6月発行)
特集 肛門部疾患診療のテクニック
41巻6号(1986年6月発行)
特集 外科患者・薬物療法マニュアル
41巻5号(1986年5月発行)
特集 甲状腺癌の診断と治療
41巻4号(1986年4月発行)
特集 食道癌手術手技上のポイント
41巻3号(1986年3月発行)
特集 糖尿病合併患者の手術と管理
41巻2号(1986年2月発行)
特集 Borrmann 4型胃癌—私の治療
41巻1号(1986年1月発行)
特集 胆嚢隆起性病変をどうするか
40巻13号(1985年12月発行)
特集 肝内胆石に対する胆道ドレナージ手術
40巻12号(1985年11月発行)
特集 肝硬変合併患者の手術と管理
40巻11号(1985年10月発行)
特集 消化器外科医のための血管外科手技
40巻10号(1985年9月発行)
特集 症例による急性腹症の画像診断
40巻9号(1985年8月発行)
特集 Iatrogenic Abdominal Trauma—その予防と対策
40巻8号(1985年7月発行)
特集 噴門部癌の手術術式—適応と根拠
40巻6号(1985年6月発行)
特集 がん・画像診断の死角
40巻7号(1985年6月発行)
特集 鼎談・高齢者の消化管手術—手術適応のボーダーライン
40巻5号(1985年5月発行)
特集 膵頭十二指腸切除後の再建法のポイント
40巻4号(1985年4月発行)
特集 急性虫垂炎の臨床
40巻3号(1985年3月発行)
特集 癌のSurgical Emergencies
40巻2号(1985年2月発行)
特集 腹膜炎治療のノウ・ハウ
40巻1号(1985年1月発行)
特集 最近の経腸栄養法と外科
39巻12号(1984年12月発行)
特集 大腸切除と機能温存
39巻11号(1984年11月発行)
特集 胃癌—最近の話題
39巻10号(1984年10月発行)
特集 胆管癌の外科
39巻9号(1984年9月発行)
特集 どこまで活用できるか新しい手術器械
39巻8号(1984年8月発行)
特集 外傷の総合画像診断と初療
39巻7号(1984年7月発行)
特集 肝臓癌のTAE療法
39巻6号(1984年6月発行)
特集 〔Q & A〕術中トラブル対処法—私はこうしている
39巻5号(1984年5月発行)
特集 外科におけるクリティカル・ケア
39巻4号(1984年4月発行)
特集 臓器移植の最前線
39巻3号(1984年3月発行)
特集 外科感染症と免疫
39巻2号(1984年2月発行)
特集 がんの集学的治療をどうするか
39巻1号(1984年1月発行)
特集 今日の肺癌
38巻12号(1983年12月発行)
特集 プラスマフェレーシス
38巻11号(1983年11月発行)
特集 胃・十二指腸潰瘍
38巻10号(1983年10月発行)
特集 下部消化管出血
38巻9号(1983年9月発行)
特集 肝硬変と手術
38巻8号(1983年8月発行)
特集 臓器全摘後の病態と管理
38巻7号(1983年7月発行)
特集 鼠径・大腿ヘルニアの話題
38巻6号(1983年6月発行)
特集 吻合法—目でみるポイントとコツ
38巻5号(1983年5月発行)
特集 緊急減黄術—テクニックとそのコツ
38巻4号(1983年4月発行)
特集 癌手術と再建
38巻3号(1983年3月発行)
特集 腹部外傷の超音波診断
38巻2号(1983年2月発行)
特集 脾摘をめぐる話題
38巻1号(1983年1月発行)
特集 よくみる肛門部疾患診療のポイント
37巻12号(1982年12月発行)
特集 膵・胆管合流異常の外科
37巻11号(1982年11月発行)
特集 末梢血管障害の非侵襲的検査法
37巻10号(1982年10月発行)
特集 新しい抗生物質と外科
37巻9号(1982年9月発行)
特集 Controversy;皮切と到達経路
37巻8号(1982年8月発行)
特集 今日の人工肛門
37巻7号(1982年7月発行)
特集 胆石症をめぐる最近の話題
37巻6号(1982年6月発行)
特集 乳癌の縮小根治手術
37巻5号(1982年5月発行)
特集 外科外来マニュアル
37巻4号(1982年4月発行)
特集 レーザーと外科
37巻3号(1982年3月発行)
特集 人工呼吸管理のPit fall
37巻2号(1982年2月発行)
特集 食道静脈瘤手術
37巻1号(1982年1月発行)
特集 術中エコー
36巻12号(1981年12月発行)
特集 インスリン併用の高カロリー栄養法
36巻11号(1981年11月発行)
特集 迷切後の諸問題
36巻10号(1981年10月発行)
特集 膵炎診療のControversy
36巻9号(1981年9月発行)
特集 上部胆管癌の外科
36巻8号(1981年8月発行)
特集 手指の外傷—初期診療の実際
36巻7号(1981年7月発行)
特集 上部消化管出血—保存的止血法のトピックス
36巻6号(1981年6月発行)
特集 外傷の画像診断
36巻5号(1981年5月発行)
特集 Multiple Organ Failure
36巻4号(1981年4月発行)
特集 術後1週間の患者管理
36巻3号(1981年3月発行)
特集 晩期癌患者のcare
36巻2号(1981年2月発行)
特集 胃癌のAdjuvant Chemotherapy
36巻1号(1981年1月発行)
特集 RI診断の進歩
35巻12号(1980年12月発行)
特集 癌と栄養
35巻11号(1980年11月発行)
特集 私の縫合材料と縫合法
35巻10号(1980年10月発行)
特集 胆道ドレナージに伴うトラブル
35巻9号(1980年9月発行)
特集 消化管手術と器械吻合
35巻8号(1980年8月発行)
特集 閉塞性黄疸—最近の診断法の進歩
35巻7号(1980年7月発行)
特集 大腸癌根治手術の再検討—ポリペクトミーから拡大郭清まで
35巻6号(1980年6月発行)
特集 最近の呼吸管理法をめぐるQ&A
35巻5号(1980年5月発行)
特集 癌のリンパ節郭清をどうするか
35巻4号(1980年4月発行)
特集 膵癌と膵頭十二指腸切除術
35巻3号(1980年3月発行)
特集 血管カテーテルの治療への応用
35巻2号(1980年2月発行)
特集 外科医のための麻酔
35巻1号(1980年1月発行)
特集 遺残胆石
34巻12号(1979年12月発行)
特集 噴門部癌の特性と外科治療
34巻11号(1979年11月発行)
特集 熱傷治療のトピックス
34巻10号(1979年10月発行)
特集 急性胆嚢炎の治療
34巻9号(1979年9月発行)
特集 手術と抗生物質
34巻8号(1979年8月発行)
特集 術中・術後の出血
34巻7号(1979年7月発行)
特集 Crohn病とその辺縁疾患
34巻6号(1979年6月発行)
特集 これだけは知っておきたい手術の適応とタイミング—注意したい疾患45
34巻5号(1979年5月発行)
特集 外科と血管造影—〈読影のポイント,鑑別のコツ〉
34巻4号(1979年4月発行)
特集 Elemental Diet
34巻3号(1979年3月発行)
特集 成分輸血
34巻2号(1979年2月発行)
特集 外科とエコー
34巻1号(1979年1月発行)
特集 ショックをめぐる新しい話題
33巻12号(1978年12月発行)
特集 非定形的乳切の術式と適応
33巻11号(1978年11月発行)
特集 検査と合併症—おこさないためには、おこしてしまったら
33巻10号(1978年10月発行)
特集 今日の癌免疫療法
33巻9号(1978年9月発行)
特集 食道癌手術の近況
33巻8号(1978年8月発行)
特集 老年者の手術—併存疾患の診かた・とらえ方
33巻7号(1978年7月発行)
特集 臓器大量切除と栄養
33巻6号(1978年6月発行)
特集 T-tubeと胆道鏡
33巻5号(1978年5月発行)
特集 乳幼児急性腹症—診断のポイントとfirst aid
33巻4号(1978年4月発行)
特集 術後呼吸障害とその管理
33巻3号(1978年3月発行)
特集 CTスキャン
33巻2号(1978年2月発行)
特集 消化性潰瘍と迷切術
33巻1号(1978年1月発行)
特集 最近の手術材料と器具
32巻12号(1977年12月発行)
特集 目でみる話題の消化器手術
32巻11号(1977年11月発行)
特集 Biopsyの再検討
32巻10号(1977年10月発行)
特集 肺癌—新しい診療のポイント
32巻9号(1977年9月発行)
特集 逆流性食道炎
32巻8号(1977年8月発行)
特集 上部消化管大量出血
32巻7号(1977年7月発行)
特集 甲状腺機能亢進症—外科医の役割
32巻6号(1977年6月発行)
特集 今日の胆道造影
32巻5号(1977年5月発行)
特集 非癌性乳腺疾患の外科
32巻4号(1977年4月発行)
特集 ヘルニア再検討
32巻3号(1977年3月発行)
特集 外科と薬剤
32巻2号(1977年2月発行)
特集 腹部手術後の輸液—私はこうしている
32巻1号(1977年1月発行)
特集 人工肛門のAfter Care
31巻12号(1976年12月発行)
特集 胆道手術後の困難症
31巻11号(1976年11月発行)
特集 術後の急性機能不全
31巻10号(1976年10月発行)
特集 肝切除の術式
31巻9号(1976年9月発行)
特集 進行胃癌の化学療法
31巻8号(1976年8月発行)
特集 特殊な消化性潰瘍
31巻7号(1976年7月発行)
特集 重度外傷
31巻6号(1976年6月発行)
特集 早期大腸癌の外科
31巻5号(1976年5月発行)
特集 大量輸血
31巻4号(1976年4月発行)
特集 手術とHyperalimentation
31巻3号(1976年3月発行)
特集 急性腹症のX線像
31巻2号(1976年2月発行)
特集 手術と肝障害
31巻1号(1976年1月発行)
特集 遠隔成績よりみた早期胃癌
30巻12号(1975年12月発行)
特集 脳卒中の外科
30巻11号(1975年11月発行)
特集 癌免疫と外科治療
30巻10号(1975年10月発行)
特集 凍結外科—Cryosurgery
30巻9号(1975年9月発行)
特集 縫合法—反省と再検討
30巻8号(1975年8月発行)
特集 消化管の創傷治癒
30巻7号(1975年7月発行)
特集 手術と副損傷
30巻6号(1975年6月発行)
特集 乳癌—最近の趨勢
30巻5号(1975年5月発行)
特集 胃切除後にくるもの—その対策と治療
30巻4号(1975年4月発行)
特集 腹部外科のPhysical Signs
30巻3号(1975年3月発行)
特集 閉塞性黄疸
30巻2号(1975年2月発行)
特集 ショック治療の新しい考え方
30巻1号(1975年1月発行)
特集 手の外科
29巻12号(1974年12月発行)
特集 一般外科医のための小児外科
29巻11号(1974年11月発行)
特集 外科と血栓
29巻9号(1974年10月発行)
29巻8号(1974年8月発行)
特集 外傷救急診療におけるDo's & Don'ts
29巻7号(1974年7月発行)
特集 痔核と痔瘻の外科
29巻6号(1974年6月発行)
特集 胸部食道癌の外科
29巻5号(1974年5月発行)
特集 老人外科—老年者胆道系疾患の外科
29巻4号(1974年4月発行)
特集 腹部緊急疾患におけるDo's & Don'ts
29巻3号(1974年3月発行)
特集 胃全剔
29巻2号(1974年2月発行)
特集 消化管手術と内視鏡
29巻1号(1974年1月発行)
特集 外科とME—その現況と将来
28巻12号(1973年12月発行)
特集 外科と栄養—高カロリー輸液の問題点
28巻11号(1973年11月発行)
特集 膵炎の外科
28巻10号(1973年10月発行)
特集 外科医のための臨床検査
28巻9号(1973年9月発行)
28巻8号(1973年8月発行)
特集 急性腹膜炎
28巻7号(1973年7月発行)
特集 再発癌—follow-upとその治療
28巻6号(1973年6月発行)
特集 麻酔—外科医のために
28巻5号(1973年5月発行)
特集 外科と感染—その基本的対策とPitfall
28巻4号(1973年4月発行)
特集 術後ドレナージの実際
28巻3号(1973年3月発行)
特集 肝癌の外科
28巻2号(1973年2月発行)
特集 今日の救急
28巻1号(1973年1月発行)
特集 外科と大腸—癌とポリープを中心に
27巻12号(1972年12月発行)
特集 外科と大腸—炎症性疾患を中心に
27巻11号(1972年11月発行)
特集 末梢血管の外科
27巻10号(1972年10月発行)
特集 頸部血管障害
27巻9号(1972年9月発行)
特集 出血治療のPitfall
27巻8号(1972年8月発行)
特集 胆道外科のPitfall
27巻7号(1972年7月発行)
特集 皮膚切開法と到達法・Ⅱ
27巻6号(1972年6月発行)
特集 皮膚切開法と到達法・Ⅰ
27巻5号(1972年5月発行)
特集 日常外科の総点検・Ⅱ
27巻4号(1972年4月発行)
特集 日常外科の総点検・Ⅰ
27巻3号(1972年3月発行)
特集 黄疸の外科
27巻2号(1972年2月発行)
特集 瘻—その問題点
27巻1号(1972年1月発行)
特集 早期癌の外科治療
26巻12号(1971年12月発行)
特集 胃癌根治手術の問題点
26巻11号(1971年11月発行)
特集 小児外科の焦点
26巻10号(1971年10月発行)
26巻9号(1971年9月発行)
特集 上腹部痛—誤りやすい疾患の診療
26巻8号(1971年8月発行)
特集 今日の外傷—外傷患者の初診と初療
26巻7号(1971年7月発行)
26巻6号(1971年6月発行)
特集 手術とその根拠・Ⅱ
26巻5号(1971年5月発行)
特集 手術とその根拠・Ⅰ
26巻4号(1971年4月発行)
特集 外科とくすり—副作用と適正な使用法
26巻3号(1971年3月発行)
特集 緊急手術後の合併症・Ⅱ
26巻2号(1971年2月発行)
特集 緊急手術後の合併症・Ⅰ
26巻1号(1971年1月発行)
特集 これからの外科
25巻12号(1970年12月発行)
特集 Silent Disease
25巻11号(1970年11月発行)
特集 輸液の臨床
25巻10号(1970年10月発行)
特集 熱傷の早期治療
25巻9号(1970年9月発行)
特集 術後早期の再手術
25巻8号(1970年8月発行)
特集 縫合糸の問題点
25巻7号(1970年7月発行)
特集 腫瘍の病理と臨床
25巻6号(1970年6月発行)
特集 縫合不全
25巻5号(1970年5月発行)
特集 外科領域における感染症
25巻4号(1970年4月発行)
特集 心臓と血管の外科
25巻3号(1970年3月発行)
特集 手術と出血対策Ⅱ
25巻2号(1970年2月発行)
特集 手術と出血対策Ⅰ
25巻1号(1970年1月発行)
特集 特殊な輸血とその現況
24巻12号(1969年12月発行)
特集 全身状態とSurgical Risk
24巻11号(1969年11月発行)
特集 腸瘻の問題点
24巻10号(1969年10月発行)
特集 緊急手術の手技・Ⅱ
24巻9号(1969年9月発行)
特集 緊急手術の手技・Ⅰ
24巻8号(1969年8月発行)
特集 良性腫瘍
24巻7号(1969年7月発行)
24巻6号(1969年6月発行)
24巻5号(1969年5月発行)
特集 臨床麻酔の問題点
24巻4号(1969年4月発行)
特集 緊急手術適応のきめ手
24巻3号(1969年3月発行)
特集 消化器疾患の新しい診断法
24巻2号(1969年2月発行)
特集 乳腺疾患—その診療の進歩
24巻1号(1969年1月発行)
特集 人工臓器への歩み
23巻13号(1968年12月発行)
特集 癌外科の進歩—現状と将来
23巻12号(1968年11月発行)
特集 顔面損傷のファースト・エイド
23巻11号(1968年10月発行)
特集 Encephalopathyの臨床
23巻10号(1968年9月発行)
特集 肛門外科
23巻9号(1968年8月発行)
特集 脈管造影
23巻8号(1968年7月発行)
特集 膵・胆・肝の外科
23巻7号(1968年6月発行)
特集 手と足の外傷
23巻6号(1968年6月発行)
特集 木本誠二教授退官記念特集
23巻5号(1968年5月発行)
特集 臓器移植の可能性
23巻4号(1968年4月発行)
特集 最良の手術時点
23巻3号(1968年3月発行)
特集 術後困難症の処置
23巻2号(1968年2月発行)
特集 出血の問題点
23巻1号(1968年1月発行)
特集 初療の要点
22巻12号(1967年12月発行)
特集 鞭打ち損傷の問題点
22巻11号(1967年11月発行)
特集 肝腫瘍外科の課題
22巻10号(1967年10月発行)
特集 イレウスの治療—その困難な問題点
22巻9号(1967年9月発行)
特集 甲状腺疾患の問題点
22巻8号(1967年8月発行)
特集 胃・十二指腸潰瘍の手術
22巻7号(1967年7月発行)
特集 救急患者の取扱い方
22巻6号(1967年6月発行)
特集 血管の外科
22巻5号(1967年5月発行)
特集 胆石症手術の問題点
22巻4号(1967年4月発行)
特集 進行性消化器癌の外科
22巻3号(1967年3月発行)
特集 頭部外傷処置の実際
22巻2号(1967年2月発行)
特集 臨床検査後の偶発症
22巻1号(1967年1月発行)
特集 鼠径・陰嚢ヘルニアの問題点
21巻12号(1966年12月発行)
特集 虫垂炎—その困難な問題点
21巻11号(1966年11月発行)
特集 小児疾患の早期診断と手術適応
21巻10号(1966年10月発行)
21巻9号(1966年9月発行)
21巻8号(1966年8月発行)
特集 腫瘍の外科
21巻7号(1966年7月発行)
21巻6号(1966年6月発行)
21巻5号(1966年5月発行)
特集 癌患者の栄養問題
21巻4号(1966年4月発行)
特集 胃手術後の困難症
21巻3号(1966年3月発行)
21巻2号(1966年2月発行)
特集 癌の補助療法・2
21巻1号(1966年1月発行)
特集 癌の補助療法・1
20巻12号(1965年12月発行)
20巻11号(1965年11月発行)
特集 熱傷の治療
20巻10号(1965年10月発行)
20巻9号(1965年9月発行)
特集 腹部外科の臨床
20巻8号(1965年8月発行)
特集 癌手術例の検討
20巻7号(1965年7月発行)
特集 術後感染症
20巻6号(1965年6月発行)
特集 腹部疾患縫合不全
20巻5号(1965年5月発行)
特集 胸部疾患縫合不全
20巻4号(1965年4月発行)
20巻3号(1965年3月発行)
20巻2号(1965年2月発行)
特集 外科と内分泌・2
20巻1号(1965年1月発行)
特集 外科と内分泌・1
19巻12号(1964年12月発行)
特集 外科と保険診療
19巻11号(1964年11月発行)
19巻10号(1964年10月発行)
19巻9号(1964年9月発行)
特集 脳・頸部・胸部の症例
19巻8号(1964年8月発行)
特集 小児外科
19巻7号(1964年7月発行)
19巻6号(1964年6月発行)
特集 外傷の救急処置
19巻5号(1964年5月発行)
特集 癌の治療成績の向上
19巻4号(1964年4月発行)
19巻3号(1964年3月発行)
19巻2号(1964年2月発行)
19巻1号(1964年1月発行)
18巻12号(1963年12月発行)
18巻11号(1963年11月発行)
18巻10号(1963年10月発行)
特集 整形外科症例集
18巻9号(1963年9月発行)
18巻8号(1963年8月発行)
18巻7号(1963年7月発行)
18巻6号(1963年6月発行)
18巻5号(1963年5月発行)
18巻4号(1963年4月発行)
18巻3号(1963年3月発行)
18巻2号(1963年2月発行)
18巻1号(1963年1月発行)
17巻12号(1962年12月発行)
17巻11号(1962年11月発行)
17巻10号(1962年10月発行)
特集 麻酔
17巻9号(1962年9月発行)
17巻8号(1962年8月発行)
特集 手こずつた症例―私の経験した診断治療上の困難症(Ⅱ)
17巻7号(1962年7月発行)
17巻6号(1962年6月発行)
特集 手こずつた症例―私の経験した診断治療上の困難症(Ⅰ)
17巻5号(1962年5月発行)
17巻4号(1962年4月発行)
17巻3号(1962年3月発行)
17巻2号(1962年2月発行)
17巻1号(1962年1月発行)
16巻12号(1961年12月発行)
16巻11号(1961年11月発行)
16巻10号(1961年10月発行)
16巻9号(1961年9月発行)
16巻8号(1961年8月発行)
16巻7号(1961年7月発行)
16巻6号(1961年6月発行)
16巻5号(1961年5月発行)
16巻4号(1961年4月発行)
16巻3号(1961年3月発行)
16巻2号(1961年2月発行)
16巻1号(1961年1月発行)
15巻12号(1960年12月発行)
15巻11号(1960年11月発行)
15巻10号(1960年10月発行)
15巻9号(1960年9月発行)
15巻8号(1960年8月発行)
15巻7号(1960年7月発行)
15巻6号(1960年6月発行)
15巻5号(1960年5月発行)
15巻4号(1960年4月発行)
15巻3号(1960年3月発行)
15巻2号(1960年2月発行)
15巻1号(1960年1月発行)
14巻12号(1959年12月発行)
14巻11号(1959年11月発行)
14巻10号(1959年10月発行)
14巻9号(1959年9月発行)
14巻8号(1959年8月発行)
14巻7号(1959年7月発行)
14巻6号(1959年6月発行)
14巻5号(1959年5月発行)
14巻4号(1959年4月発行)
14巻3号(1959年3月発行)
特集 腹部外科
14巻2号(1959年2月発行)
14巻1号(1959年1月発行)
13巻12号(1958年12月発行)
13巻11号(1958年11月発行)
13巻10号(1958年10月発行)
13巻9号(1958年9月発行)
13巻8号(1958年8月発行)
13巻7号(1958年7月発行)
特集 外科的・内科的療法の限界・2
13巻6号(1958年6月発行)
13巻5号(1958年5月発行)
特集 外科的・内科的療法の限界
13巻4号(1958年4月発行)
13巻3号(1958年3月発行)
13巻2号(1958年2月発行)
特集 腫瘍
13巻1号(1958年1月発行)
12巻12号(1957年12月発行)
12巻11号(1957年11月発行)
特集 乳腺腫瘍
12巻10号(1957年10月発行)
12巻9号(1957年9月発行)
12巻8号(1957年8月発行)
12巻7号(1957年7月発行)
12巻6号(1957年6月発行)
12巻5号(1957年5月発行)
12巻4号(1957年4月発行)
特集 腫瘍
12巻3号(1957年3月発行)
12巻2号(1957年2月発行)
12巻1号(1957年1月発行)
11巻13号(1956年12月発行)
特集 吐血と下血
11巻12号(1956年12月発行)
11巻11号(1956年11月発行)
11巻10号(1956年10月発行)
11巻9号(1956年9月発行)
11巻8号(1956年8月発行)
11巻7号(1956年7月発行)
11巻6号(1956年6月発行)
11巻5号(1956年5月発行)
11巻4号(1956年4月発行)
11巻3号(1956年3月発行)
11巻2号(1956年2月発行)
11巻1号(1956年1月発行)
10巻13号(1955年12月発行)
10巻11号(1955年11月発行)
特集 偶發症との救急處置
10巻12号(1955年11月発行)
10巻10号(1955年10月発行)
10巻9号(1955年9月発行)
10巻8号(1955年8月発行)
10巻7号(1955年7月発行)
10巻6号(1955年6月発行)
10巻5号(1955年5月発行)
10巻4号(1955年4月発行)
10巻3号(1955年3月発行)
10巻2号(1955年2月発行)
10巻1号(1955年1月発行)
9巻12号(1954年12月発行)
9巻11号(1954年11月発行)
特集 整形外科特集号
9巻10号(1954年10月発行)
9巻9号(1954年9月発行)
特集 慢性胃炎と胃潰瘍
9巻8号(1954年8月発行)
9巻7号(1954年7月発行)
9巻6号(1954年6月発行)
9巻5号(1954年5月発行)
9巻4号(1954年4月発行)
9巻3号(1954年3月発行)
9巻2号(1954年2月発行)
9巻1号(1954年1月発行)
8巻13号(1953年12月発行)
特集 頸部外科臨床の進歩
8巻12号(1953年12月発行)
8巻11号(1953年11月発行)
8巻10号(1953年10月発行)
8巻9号(1953年9月発行)
特集 最新の麻醉
8巻8号(1953年8月発行)
特集 輸血・輸液の諸問題
8巻7号(1953年7月発行)
8巻6号(1953年6月発行)
8巻5号(1953年5月発行)
8巻4号(1953年4月発行)
8巻3号(1953年3月発行)
8巻2号(1953年2月発行)
8巻1号(1953年1月発行)
7巻13号(1952年12月発行)
7巻12号(1952年11月発行)
7巻11号(1952年11月発行)
特集 上腹部外科臨床の進歩
7巻10号(1952年10月発行)
7巻9号(1952年9月発行)
7巻8号(1952年8月発行)
7巻7号(1952年7月発行)
7巻6号(1952年6月発行)
7巻5号(1952年5月発行)
7巻4号(1952年4月発行)
7巻3号(1952年3月発行)
7巻2号(1952年2月発行)
7巻1号(1952年1月発行)
6巻12号(1951年12月発行)
6巻11号(1951年11月発行)
6巻10号(1951年10月発行)
6巻9号(1951年9月発行)
6巻8号(1951年8月発行)
6巻7号(1951年7月発行)
6巻6号(1951年6月発行)
6巻5号(1951年5月発行)
6巻4号(1951年4月発行)
6巻3号(1951年3月発行)
6巻2号(1951年2月発行)
6巻1号(1951年1月発行)
5巻12号(1950年12月発行)
5巻11号(1950年11月発行)
5巻10号(1950年10月発行)
5巻9号(1950年9月発行)
特集 蛋白・3
5巻8号(1950年8月発行)
特集 蛋白・2
5巻7号(1950年7月発行)
特集 蛋白問題・1
5巻6号(1950年6月発行)
5巻5号(1950年5月発行)
特集 Cancer・2
5巻4号(1950年4月発行)
特集 Cancer・1
5巻3号(1950年3月発行)
5巻2号(1950年2月発行)
5巻1号(1950年1月発行)
4巻12号(1949年12月発行)
4巻11号(1949年11月発行)
4巻10号(1949年10月発行)
4巻9号(1949年9月発行)
4巻8号(1949年8月発行)
4巻7号(1949年7月発行)
4巻6号(1949年6月発行)
4巻5号(1949年5月発行)
4巻4号(1949年4月発行)
4巻3号(1949年3月発行)
4巻2号(1949年2月発行)
4巻1号(1949年1月発行)