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特集 癌治療のプロトコール2005-2006 Ⅳ.肝細胞癌治療のプロトコール
東京女子医科大学消化器病センター外科
著者: 山本雅一1 桂川秀雄1 片桐聡1 吉利賢治1 有泉俊一1 清水公一1 高崎健1
所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター外科
ページ範囲:P.145 - P.150
文献購入ページに移動肝癌治療は,手術以外の選択肢が多く,その治療選択においては多くのdecision makingが必要である.多くの場合は,腫瘍径,進展度,腫瘍個数,肝機能,合併症などである.最近は,肝癌治療ガイドラインなども出版され,よりエビデンスに基づいた治療が求められている.しかし,すべての治療が科学的に評価されているわけではなく,患者にとってベストの治療を相互の理解のもとに決定し,選択していかなくてはならない.
本稿では,肝細胞癌外科治療に至る過程と外科治療内容の選択,補助療法について記載し,現在当施設で施行しているプロトコールについて概略する.
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