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文献詳細

雑誌文献

臨床外科60巻11号

2005年10月発行

文献概要

特集 癌治療のプロトコール2005-2006 Ⅶ.膵癌治療のプロトコール

国立病院機構四国がんセンター消化器外科

著者: 棚田稔1 栗田啓1 久保義郎1 高嶋成光1

所属機関: 1国立病院機構四国がんセンター消化器外科

ページ範囲:P.235 - P.242

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はじめに

 膵癌に対する治療法としては,大きく分けて手術,化学療法,放射線療法の3つがある.最も予後が期待できる治療法は手術であるが,積極的な切除を行っても,その成績は満足できるものではない1).一方で,手術は,ほかの治療法と比べ大きなリスクを伴い,患者の負担は計り知れない.このため,膵癌の手術の適応についてはある程度の慎重さが必要である.

 本稿では,現時点で,膵癌に対して行っている手術の実際について記載する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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