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雑誌文献

臨床外科60巻11号

2005年10月発行

文献概要

特集 癌治療のプロトコール2005-2006 Ⅷ.甲状腺癌治療のプロトコール

神奈川県立がんセンター乳腺甲状腺外科〔甲状腺〕

著者: 吉田明1 中山博貴1

所属機関: 1神奈川県立がんセンター乳腺甲状腺外科

ページ範囲:P.259 - P.266

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はじめに

 甲状腺癌は濾胞上皮由来で発育の遅い分化癌(乳頭癌,濾胞癌)と,きわめて急激な進展を示す未分化癌,傍濾胞細胞(c-cell)由来の髄様癌に大別される.甲状腺癌の臨床的特徴や予後は組織型により大きく異なっており,それぞれの組織型に基づいて治療方針が決定される.したがって,術前診断が非常に重要となる.

 本稿では,まず各癌の特徴を概説し,ついでわれわれが実際に行っている甲状腺癌治療のプロトコールを紹介する.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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