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臨床報告・1
肝細胞癌破裂後腹膜播種をきたし,外科的に切除し得た1例
著者: 前田真一13 瀧川譲治1 豊山博信1 原口優清1 愛甲孝2
所属機関: 1県民健康プラザ鹿屋医療センター外科 2鹿児島大学大学院医歯学総合研究科腫瘍制御学・消化器外科学 3現 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科腫瘍制御学・消化器外科学
ページ範囲:P.1461 - P.1464
文献購入ページに移動肝細胞癌は破裂により腹膜播種をきたすことがあるが,その播種巣を外科的に切除し得た症例は稀である1).今回,肝細胞癌破裂で肝外側区域切除施行後,約7か月で腹膜播種と考えられる孤立性大網転移を認め,外科的に切除したので若干の文献的考察を加え報告する.
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