文献詳細
特集 外科栄養療法の新たな潮流
〔各種病態下の栄養管理〕
文献概要
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はじめに
褥瘡医療は,医師と看護師が行う分野だけではなく,栄養管理やリハビリテーション技術の重要性が認識され,チーム医療が最も必要とされる領域である.栄養管理はスキンケアや体圧分散管理と異なってダイレクトに創部に反映するものではないが,全身状況を改善して間接的に褥瘡の予防を進め,治療効果を促進するには管理栄養士の関与が必須であると考えられる.
はじめに
褥瘡医療は,医師と看護師が行う分野だけではなく,栄養管理やリハビリテーション技術の重要性が認識され,チーム医療が最も必要とされる領域である.栄養管理はスキンケアや体圧分散管理と異なってダイレクトに創部に反映するものではないが,全身状況を改善して間接的に褥瘡の予防を進め,治療効果を促進するには管理栄養士の関与が必須であると考えられる.
参考文献
1)大浦武彦:わかりやすい褥瘡予防・治療ガイド.照林社,2001,pp28-55
2)中條俊夫,大石正平:褥瘡の予防と管理 栄養管理―特に血清アルブミン及びヘモグロビンのカットオフ値について.Geriatric Medicine 40:1023-1028,2002
3)中條俊夫:褥瘡はなぜできる?.治療85:2794-2799,2003
4)厚生省老人保健福祉局老人保健課(監):褥瘡の予防・治療ガイドライン.照林社,1998,pp37-45
5)健康・栄養情報研究会(編):第六次改定 日本人の栄養所要量―食事摂取基準.第一出版,1999
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