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文献詳細

雑誌文献

臨床外科60巻8号

2005年08月発行

臨床報告・2

Prolene(R) Hernia Systemを用いて修復したSpigelヘルニアの1手術例

著者: 甲斐沼尚1 水島恒和1 山東勤弥1 位藤俊一1 水野均1 岩瀬和裕1

所属機関: 1りんくう総合医療センター市立泉佐野病院外科

ページ範囲:P.1070 - P.1072

文献概要

はじめに

 Spigelヘルニアは,全腹壁ヘルニアのなかで約2%を占めると報告されており1)稀な疾患である.Prolene(R) Hernia System(以下,PHS)により修復し,良好な結果を得たSpigelヘルニアの1例を報告する.

参考文献

1)Holder LE, Schneider HJ:Spigelian hernias;Anatomy and roentgenographic manifestations. Ragiology 112:309-313, 1974
2)Spangen L:Spigelian hernia. World J Surg 13:573-580, 1989
3)菊山貞一:下腹壁ヘルニア739例ニ係ワル統計的観察.千葉医誌6:64-109,1928
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5)仲宗根朝紀,渡部誠一郎,山口栄一郎:外腹斜筋腱膜を貫いたSpigelヘルニアの1例.日臨外会誌60:3024-3027,1999
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7)長尾二郎,炭山嘉伸,原 砂織,他:腹壁瘢痕ヘルニア手術症例の検討.日臨外会誌57:533-537,1996
8)里見 昭,村上三郎,高橋茂樹,他:腹壁瘢痕ヘルニア手術.臨外51:228-232,1996

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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