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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻1号

2006年01月発行

臨床外科交見室

メッシュを用いた成人鼠径ヘルニアの術式における最近の動向

著者: 岡崎誠1

所属機関: 1市立伊丹病院外科

ページ範囲:P.52 - P.52

文献概要

以前に本誌でメッシュを用いた成人(鼠径)ヘルニア修復術の功罪について書いた1).それでは今後,その種々のメッシュに対しヘルニア外科医はどう対処すべきなのか.これについて私見を述べてみたい.

 約10年前にメッシュプラグ法によって急速にわが国に拡がったtension freeの術式はその後PHS(PROLENE hernia system)法からKugel法,そして2004年年末にDirect Kugel法が導入された.Direct Kugel法で使用するDirect Kugel patchは,under lay patchとして形状が円形で形状記憶リングの入った2層のポリプロピレン素材のパッチと,onlay patchとして船型の1層のメッシュがセットになっている.

参考文献

1)岡崎 誠:メッシュによる鼠径ヘルニア手術の功罪.臨外60:217,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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