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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻10号

2006年10月発行

特集 今どうしてNSTなのか?

NSTスタッフとしてのNST専門臨床検査技師の役割と展望

著者: 北西朱美1

所属機関: 1聖隷浜松病院臨床検査センター

ページ範囲:P.1349 - P.1354

文献概要

 要旨:臨床検査技師は,患者ごとに検査値から分かる栄養状態や全身状態などの情報を提供することにより,チーム医療と密接にかかわることが可能となってきた.これからの臨床検査技師に求められるのは,検査室から出て専門職種としてチーム医療に参画することである.従来の分析中心から解析中心の業務へと移行できる転機の1つにNST(nutrition support team)活動がある.他職種の集まるNST活動を通して,チーム医療における検査の専門性を生かしながら治療に参加していくことを学んでいかなければならない.

参考文献

1)斎藤憲祐:入院期間短縮と栄養検査.臨化32:267-273,2003
2)東口高志,五嶋博道,根本明喜,他:栄養アセスメントとは.Med Technol 30:907-908,2002
3)亀子光明,青木義政,櫻井博文:検査技師が知っておきたい栄養指標.Med Technol 30:918,2002
4)日本静脈経腸栄養学会(編):コメディカルのための静脈・経腸栄養ガイドライン.南江堂,2000,p13

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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