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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻11号

2006年10月発行

文献概要

特集 イラストレイテッド外科標準術式 Ⅲ.結腸・直腸の手術

右半結腸切除術

著者: 高橋孝12 畦倉薫2 石川博敏2

所属機関: 1たむら記念病院外科 2亀有病院外科

ページ範囲:P.133 - P.145

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標準的右半結腸切除術

 最も高い頻度で出会う進行度の右側結腸癌に対して,過不足のない切除と郭清の操作をもつ術式で,多くの外科医が採用している術式を標準的右半結腸切除術と呼ぶならば,これに相当する右半結腸切除術を1つ挙げることは難しい.それだけ日常に行われている右半結腸切除術式には切除と郭清の範囲に違いがあり,かつその操作への到達方向にも相違が見られている.この意味ではいくつもの標準的右半結腸切除術式があると言える.

 何をもって右半結腸切除術とするかも定まっていない.ここではまず筆者らの考える右半結腸切除術を述べておく.

参考文献

1)高橋 孝:大腸癌根治手術のための解剖学的基盤,5.脈管(2).消化器外科16:1732-1741,1993
2)Gillot C, Hureau J, Aaron C, et al:The superior mesenteric vein. J Int Coll Surg 41:339-369, 1964

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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