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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻11号

2006年10月発行

文献概要

特集 イラストレイテッド外科標準術式 Ⅳ.肝・胆・膵の手術

中央2区域肝切除術

著者: 山崎晋1 小菅智男2 島田和明2 佐野力2

所属機関: 1国立病院機構栃木病院 2国立がんセンター中央病院肝胆膵外科

ページ範囲:P.225 - P.231

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適応

 肝臓の中央2区域切除とは,右葉前区域と左葉内側区域とを一塊として切除する術式である(図1).すなわち腫瘍がこの2区域に限局している症例で適応となる.多くは肝細胞癌や肝内胆管癌などの肝腫瘍,胆囊癌で肝S4-5に浸潤(Hinf)がある場合が適応である.

手技

 1.皮切,アプローチ

 J字切開,八の字切開,ベンツ切開などが使える(図2).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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