文献詳細
臨床報告・2
結核性脊椎炎治療中にイレウスを発症した結核性腹膜炎の1例
著者: 玉木雅人1 小林泰三1 嶋田貞博1 今村好章2
所属機関: 1春江病院外科 2福井大学医学部附属病院第1病理
ページ範囲:P.1555 - P.1557
文献概要
結核性腹膜炎は各種臓器結核から続発する腹膜炎で,近年は抗結核療法の進歩によって著しく減少している1,2).
今回,われわれは結核性脊椎炎に対して抗結核療法施行中に,索状物による絞扼性イレウスを発症した結核性腹膜炎の1例を経験したので報告する.
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