icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻12号

2006年11月発行

臨床報告・2

結核性脊椎炎治療中にイレウスを発症した結核性腹膜炎の1例

著者: 玉木雅人1 小林泰三1 嶋田貞博1 今村好章2

所属機関: 1春江病院外科 2福井大学医学部附属病院第1病理

ページ範囲:P.1555 - P.1557

文献概要

はじめに

 結核性腹膜炎は各種臓器結核から続発する腹膜炎で,近年は抗結核療法の進歩によって著しく減少している1,2)

 今回,われわれは結核性脊椎炎に対して抗結核療法施行中に,索状物による絞扼性イレウスを発症した結核性腹膜炎の1例を経験したので報告する.

参考文献

1)高木眞人,佐藤茂樹,蓮江健一郎,他:イレウスを起こした結核性腹膜炎の1例.日臨外会誌63:2552-2557,2002
2)赤澤憲治,牛木信之:中・高齢婦人の結核性腹膜炎・性器結核.日本老医会誌32:20-26,1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら