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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻2号

2006年02月発行

文献概要

カラーグラフ 診療に役立つ肉眼像と組織像の理解―マクロからミクロ像を読む・2

胃:良性疾患―非腫瘍性病変

著者: 星野美奈12 小野祐子1 平石秀幸2 藤盛孝博1

所属機関: 1獨協医科大学病理学(人体分子) 2獨協医科大学消化器内科学

ページ範囲:P.141 - P.146

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胃の良性疾患として,形成異常,急性胃粘膜病変(acute gastric mucosal lesion)および胃炎(急性・慢性),胃潰瘍,特異性炎症(結核・サルコイドーシスなど),良性腫瘍(上皮性・非上皮性),腫瘍類似病変(過形成性ポリープや反応性濾胞過形成など)が挙げられる.

 本稿では非腫瘍性疾患について,また61巻4号に掲載予定の回では腫瘍性疾患と腫瘍類似病変について概説し,典型的な肉眼像と組織像を提示する.

参考文献

1)Marshall BJ, Warren JR:Unidentified curved bacilli in the stomach of patients with gastritis and peptic ulceration. Lancet 16:1311-1315, 1984
2)Price AB:The Sydney System:histological division. J Gastroenterol Hepatol 6:209-222, 1991
3)吉井隆博:胃の病理.医学図書出版株式会社,1973
4)崎田隆夫,大森晧次:胃潰瘍の経過.日臨22:1945-1951,1964
5)藤盛孝博:消化管の病理学.医学書院,2004,pp66-71

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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