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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻2号

2006年02月発行

文献概要

特集 外科医に求められる緩和医療の知識

緩和医療における統合医療

著者: 今西二郎1

所属機関: 1京都府立医科大学大学院医学研究科感染免疫病態制御学

ページ範囲:P.169 - P.172

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要旨:補完・代替医療は現代西洋医学以外の医学を指し,緩和医療において有用である.なかでも漢方,鍼灸,マッサージ,健康食品,イメージ療法をはじめとする心理療法などが,疼痛や癌に伴う様々な症状の緩和に,あるいはQOLの改善に使用されている.また,アロマセラピーは,乳癌患者における再発に対する不安感軽減に有効である.現代西洋医学を中心に補完・代替医療を組み合わせた統合医療が緩和医療を行っていくうえで重要である.

参考文献

1)今西二郎,栗山洋子:代替療法に関するデータベースの作成.医学のあゆみ204:459-460,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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