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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻4号

2006年04月発行

文献概要

特集 最新の手術器械―使いこなすコツを学ぶ

内視鏡外科手術での自動縫合器

著者: 木村仁1 平田公一1 西陰亜紀1 川本雅樹1 木村康利1 水口徹1 山口浩司1 古畑智久1 桂巻正1 清水研吾2 清水矩基雄2

所属機関: 1札幌医科大学外科学第一講座 2北央病院

ページ範囲:P.463 - P.467

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要旨:内視鏡下手術の適応の拡大と普及はめざましく,欧米と同様にわが国においても開腹術と同等の術後成績を得られることが確認されている.このような鏡視下手術の発展を支える背景については,各種要因の相乗効果ではあるが,術者の技量を十分に発揮し得るよう工夫が重ねられた機器の進歩によるところもきわめて大きい.本稿では内視鏡下手術に使用されている機器のうち自動縫合器に焦点を当てて,その使用法のコツを紹介するとともに,最新の自動縫合器であるSurgASSIST(R) Systemについて概説した.

参考文献

1)金谷誠一郎,五味 隆,原田信子,他:デルタ吻合―腹腔鏡下幽門側胃切除における体内Billroth-Ⅰ器械吻合法.臨外60:1239-1244,2005
2)谷口英治,栗原陽次郎,太田喜久子,他:自動縫合器の種類と適切な使用方法.消外27:1555-1562,2004
3)松井英男,宇山一朗,杉岡 篤,他:超音波凝固切開装置によるリンパ節郭清および自動縫合器による胃切除後再建.臨外58:1609-1613,2003
4)亀岡信悟,荒武寿樹,小川真平:消化管吻合―器械吻合.消外28:1405-1414,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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