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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻6号

2006年06月発行

文献概要

臨床研修の現状―現場からの報告・10

沖縄県立中部病院外科

著者: 上原哲夫1

所属機関: 1沖縄県立中部病院外科

ページ範囲:P.793 - P.796

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1 はじめに

 沖縄県立中部病院の卒後臨床研修は,1967年に当時戦後の医師不足の解消のために本土に留学していた医学部卒業生を招集し,離島や中核病院で即戦力となる医師の早期育成システムとして始まった.開設当時からハワイ大学臨床研修プログラムに基づいて招聘された米国人医師を中心に行われ,1972年の本土復帰後も数人の米国人医師と米国での留学を終え帰国した医師や,本院での研修を終了した医師を中心に,グローバルスタンダードの医療ができ,かつゼネラリストとしての臨床医の育成を目指して継続している卒後臨床研修システムである.

参考文献

1)真栄城優夫:医師臨床研修制度と今後の課題.日外会誌106:507-508,2005
2)宮城良充,知念 清:新臨床研修医に対する指導の実際.Modern Physician 26:158-164,2006
3)上原哲夫:腹部救急疾患と卒後教育―屋根瓦方式による卒後教育.日腹部救急医会誌26:415-420,2006(in press)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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