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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻6号

2006年06月発行

文献概要

私の工夫 手術・処置・手順

鼠径ヘルニア手術時における形状記憶リングの入ったメッシュ挿入時の工夫

著者: 岡崎誠1

所属機関: 1市立伊丹病院外科

ページ範囲:P.822 - P.823

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はじめに

 最近の10年は成人鼠径ヘルニア手術ではメッシュを使用したtension freeの術式が標準となっており,メッシュは種々のものが発売され,使用されるようになってきた.Kugel法やdirect Kugel法で使用するメッシュには形状記憶リングが組み込まれ,メッシュを留置・固定する時にメッシュの形状が保たれやすくなっている.また,時間を経過しても収縮しにくい構造になっている.本稿では,このタイプのメッシュ使用する時の注意点と工夫を供覧する.

参考文献

1)沢辺保範,井上知也,山本 暢,他:鼠径ヘルニアにおけるKugel法のコツとpitfall.手術58:1325-1328,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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