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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻7号

2006年07月発行

文献概要

特集 消化器外科における非観血的ドレナージ

超音波ガイド下ドレナージにおける手技の実際

著者: 安森弘太郎1 才津秀樹1 村中光1

所属機関: 1国立病院機構九州医療センター臨床研究部肝臓病センター

ページ範囲:P.887 - P.892

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 要旨:超音波ガイド下ドレナージの長所は穿刺中,リアルタイムに針先の位置を確認できることである.そのためには(1)機器側の因子:穿刺用プローブやアタッチメントの使用,外套針・良質な穿刺針の使用,(2)患者側の因子:確実な呼吸停止,(3)術者側の因子:十分な局所麻酔,プローブを皮膚面に垂直に保持すること,最適な穿刺ルートの選択,針先の向きを考え調整すること,を心掛ける.また,目的に応じた適切なカテーテルの選択や術後のカテーテル管理の重要性は言うまでもない.

参考文献

1)玉田喜一,富山 剛,和田伸一,他:胆道閉塞に対する緊急ドレナージ法の実際.胆と膵20:373-381,1999
2)急性胆道炎の診療ガイドライン作成出版委員会(編):科学的根拠に基づく急性胆管炎・胆囊炎の診療ガイドライン.医学図書出版,2005,pp36-41

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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