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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻8号

2006年08月発行

文献概要

臨床研究

当院における成人鼠径ヘルニア根治術の比較検討

著者: 中木村繁13 高橋周作2 廣瀬邦弘2 佐治裕2 今野哲朗2

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科消化器外科・一般外科 2苫小牧市立総合病院外科 3現 森町国民健康保険病院外科

ページ範囲:P.1113 - P.1116

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はじめに

 当院では2005年1月から本格的に成人鼠径ヘルニアに対する第一選択の術式としてKugel patchによる手術を取り入れた.今回,2005年以前に施行していたmesh plug法,PHS(Prolene(R)Hernia System)法とKugel patch法を比較検討し,文献的考察を交えて報告する.

参考文献

1)坂本昌義,堀 孝史:Mesh plugを用いた成人鼠径ヘルニア修復術.消外27:543-550,2004
hernia systemを用いた鼠径ヘルニア修復術.消外27:551-559,2004
3)Kugel RD:Minimally invasive, nonlaparoscopic, preperitoneal, and sutureless, inguinal herniorrhaphy. Am J Surg 178:298-302, 1999
4)小山 勇,多賀 誠,利光靖子:Kugelパッチを用いた成人鼠径ヘルニア修復術.消外27:535-542,2004
5)内藤 稔,伊野英男,村上正和,他:メッシュプラグ法.外科67:628-634,2005
6)今津浩喜,落合正宏,桜井洋一,他:成人鼠径ヘルニア治療におけるプラグ法とPHS法の比較検討.手術57:637-640,2003
7)Gilbert AI, Graham MF, Voigt WJ:The lateral triangle of the groin. Hernia 4:234-237, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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