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文献詳細

雑誌文献

臨床外科61巻9号

2006年09月発行

文献概要

特集 消化器外科医に必要な低侵襲治療の知識

Percutaneous endoscopic gastrostomy―手技のポイントと偶発症の予防

著者: 川崎成郎1 鈴木裕1 矢永勝彦1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学外科

ページ範囲:P.1165 - P.1174

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 要旨:経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy:PEG)は,開腹での胃瘻造設術に比べて簡便で経済性が高いことから,胃瘻造設の標準術式となった.しかし,PEGの普及とともに,これに関与した医療事故が散見されるようになり,正しい手技の習得と偶発症への対応が急務となっている.本稿では,PEGの手技のポイントと偶発症への対応・予防策について記載した.

参考文献

1)Gauderer MW, Ponsky JL, Izant RJ Jr:Gastrostomy without laparotomy:a percutaneous technique. J Pediatr Surg 15:872-875, 1980
2)Russel TR, Brotman M, Norris F:Percutaneous gastrostomy:a new simplified and cost effective teqnique. Am J Surg 148:132-137, 1984
3)上野文昭,門田俊夫:経皮内視鏡的胃瘻造設術―簡易化された新技術に関する報告.Progress of Digestive Endoscopy 23:60-62,1983

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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