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文献詳細

雑誌文献

臨床外科62巻10号

2007年10月発行

文献概要

特集 肛門疾患診断・治療のコツと実際

痔核の診断・治療のコツと実際

著者: 松尾恵五1 辻仲康伸1

所属機関: 1東葛辻仲病院

ページ範囲:P.1359 - P.1364

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要旨:近年,痔核の治療法においては2つの大きな変化があり,1つはPPHという新しい概念のもとに行われる手術法で,欧米では広く使用され,その有用性が評価されている.もう1つは脱出する痔核に対して初めて効能をもつ新しい硬化療法剤ALTAの登場である.これらの治療法の要点を解説し,また痔核の診断や肛門手術の基本手技である結紮切除法の手術についても,従来の手術書とは切り口を変えてそのコツと実際を詳述していきたい.

参考文献

1)Cataldo P, Ellis CN, Gregorcyk S, et al:Practice parameters for the management of hemorrhoids(revised). Dis Colon Rectum 48:189-194, 2005
2)辻仲康伸,浜畑幸弘,松尾恵五,他:痔核の治療―Circular staplerを用いた痔核手術(PPH).消外 28:331-337,2005
3)Tjandra JJ, Chan MK:Systematic review on the procedure for prolapse and hemorrhoids(stapled hemorrhoidpexy). Dis Colon Rectum 50:878-892, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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