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文献詳細

雑誌文献

臨床外科62巻5号

2007年05月発行

特集 外来がん化学療法と外科

外来化学療法センターのシステム構築―東北大学病院化学療法センターの例

著者: 加藤俊介1 吉岡孝志1 石岡千加史1

所属機関: 1東北大学加齢医学研究所癌化学療法研究分野

ページ範囲:P.603 - P.611

文献概要

要旨:最近の化学療法および支持療法の発展,および社会情勢の変化により,多くの患者が外来で化学療法を受ける機会が多くなってきている.欧米ではすでに外来化学療法は一般に普及しているが,わが国における外来化学療法の歴史は浅く,安全かつ効率的な化学療法を行うためのシステム構築は重要である.東北大学病院では多職種からなるワーキンググループによって運用マニュアル(フローチャート)を作成し,その過程で浮き彫りにされた問題点の対処からシステムを構築していった.この作業から,厳正なプロトコール管理と運用,さらに起こり得る事態を想定したリスクマネージメント,さらにそれらを支える診療支援システムの構築が重要であると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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