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文献詳細

雑誌文献

臨床外科62巻5号

2007年05月発行

文献概要

特集 外来がん化学療法と外科

外来がん化学療法のリスクマネジメント

著者: 堤荘一1 浅尾高行1 桑野博行1

所属機関: 1群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科学

ページ範囲:P.613 - P.617

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要旨:群馬大学医学部附属病院の外来がん化学療法は2003年1月に外来点滴センターが開設されてスタートした.その後,利用件数が増加し,2006年12月からは新中央診療棟移転に伴って外来化学療法センターとして再スタートした.これまで,安全対策として院内の化学療法を標準化するために抗癌剤治療プロトコール審査・登録委員会発足させ,活動を行ってきた.外来がん化学療法はハイリスクであり,利用患者増加に対応すべくリスクマネジメント活動について組織として取り組む必要がある.

参考文献

1)安達洋祐,棚橋利行,田村大宗,他:医師に関する新聞報道―26年の動向.外科 68:1731-1734,2006
2)リスクマネジメントシステム調査研究会(編):リスクマネジメントシステム構築ガイド.日本規格協会,2003
3)Kohn LT, Corrigan JM, Donaldson MS:To Err Is Human:Building a Safer Health System. National Academy Press, Washington, DC, 2000
4)国立大学医学部附属病院長会議(編):医療事故防止のための安全管理体制の確立に向けて 提言.日総研出版,2001,pp136-143

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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