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文献詳細

雑誌文献

臨床外科62巻7号

2007年07月発行

文献概要

外科医局の午後・33

夜のジョギング

著者: 岡崎誠1

所属機関: 1市立伊丹病院外科

ページ範囲:P.930 - P.930

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 最近,妻や娘と一緒に夜のジョギングを始めた.実は3年近く前に急に腰痛(腰椎の疲労骨折)を患い,1か月間も病院を休んで自宅療養をしたことがあった.腰痛自体は1年ほどで気にならなくなったが,それまで好きであったゴルフにも行く気力がなくなった.気がつけばこの3年近くは病院と家の往復だけで,運動らしいことは一切しなくなっていた.病院への通勤以外の外出と言えば家族との外食ぐらいで,このままでは「メタボリックシンドローム」の温床となることは明白であった.

 そこで,妻と娘がジョギングを始めたことがきっかけで仲間に入れてもらうことにした.病院から帰って夕食をとり,一時間ほど休憩したのちに近くのグラウンドまで歩き,最初はゆっくりと開始した.体力の衰えは予想通りと言うか予想以上であった.最初は妻や娘に追い抜かれると「なにくそ!」と思ったが,まずは自分のペースを見出すことから開始した.1周400mのグランドを1周走っては1周を歩き,これを5回ほど繰り返す.傍らをすごいスピードで走りぬけていく人たちもあれば,ゆっくり歩いている老人達もいる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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