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文献詳細

雑誌文献

臨床外科63巻2号

2008年02月発行

文献概要

特集 安全な消化管器械吻合をめざして

自動吻合器・縫合器の種類と特徴

著者: 前田耕太郎1 花井恒一1 佐藤美信1 升森宏次1 小出欽和1 松岡宏1 勝野秀稔1 船橋益夫1

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部外科

ページ範囲:P.165 - P.170

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要旨:消化器手術において自動縫合器・吻合器は欠くことのできない器具となっている.これらの器具の使用により,縫合や吻合はより均一化され,縫合・吻合操作もより簡便・安全になってきており,手術時間や出血量の減少にも寄与している.自動縫合器や吻合器には多くの種類があるため,使用に際しては基本的な使用法を熟知するとともに,それぞれの器具の特徴を把握する必要がある.本稿では,現在多用されている自動縫合器・吻合器の種類と特徴について概説した.重要なことは,器具の特性を把握して使用し,縫合・吻合後はその操作の結果を確認することである.問題があった場合にはそれに対処するための縫合・吻合法を習得しておくことである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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