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文献詳細

雑誌文献

臨床外科63巻2号

2008年02月発行

文献概要

特集 安全な消化管器械吻合をめざして

器械吻合のコツとピットフォール

著者: 大野哲郎1 持木彫人1 桑野博行1

所属機関: 1群馬大学大学院医学系研究科病態総合外科学

ページ範囲:P.171 - P.174

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要旨:器械吻合に関しては,適切なサイズの器械の選択,吻合部の血流保持,アンビルシャフトへの確実な巾着縫合,吻合部への周囲組織・腸管壁の狭み込みや吻合部のねじれ防止が重要である.また,その器械の利点・欠点を十分に把握し,その手順を1つひとつ熟知することが肝要である.器械吻合に関して,比較的使用されることの多いサーキュラーステイプラーであるPCEEATMおよびILS/CDHTMのそれぞれの特徴,これらを使用する際のコツとピットフォールについて概説した.

参考文献

1)下地英明,西巻 正,大城崇司,他:開腹術での自動吻合器.臨外61:459-461,2006
2)嶋田 裕,前田賢人,山崎誠二,他:開腹手術編―自動吻合器.消外23:630-638,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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