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外科医局の午後・42
外科医と家庭生活
著者: 岡崎誠1
所属機関: 1市立伊丹病院外科
ページ範囲:P.335 - P.335
文献購入ページに移動 今までの話は病院での話題が中心であったが,ここらあたりで家庭生活について少し振り返ってみよう.
外科医の毎日の生活は患者中心である.特に術後患者を受け持つ機会が多い若いときや,自分が主に手術を執刀する壮年期は特にそうである.振り返ってみると,私も結婚当時は大学での実験生活が中心であったため患者にかまいきりになることはほとんどなかったが,地方でのおつとめ勤務が終了して都会に戻り,手術を執刀し出すと,それこそ術後患者のことばかり考えていた.1年中,手術を執刀しているから,1年中,術後患者がいた.
外科医の毎日の生活は患者中心である.特に術後患者を受け持つ機会が多い若いときや,自分が主に手術を執刀する壮年期は特にそうである.振り返ってみると,私も結婚当時は大学での実験生活が中心であったため患者にかまいきりになることはほとんどなかったが,地方でのおつとめ勤務が終了して都会に戻り,手術を執刀し出すと,それこそ術後患者のことばかり考えていた.1年中,手術を執刀しているから,1年中,術後患者がいた.
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