文献詳細
臨床報告
腹壁瘢痕ヘルニアの嵌頓による消化管穿孔をきたした1例
著者: 本多通孝1 高橋慶一1 真田貴弘1 松本寛1 山口達郎1 安留道也1
所属機関: 1東京都立駒込病院外科
ページ範囲:P.575 - P.577
文献概要
腹壁瘢痕ヘルニアは日常診療においてしばしば遭遇する疾患であるが,教科書的にはヘルニア門が大きく嵌頓することは少ないとされており1),経過観察もしくは待機的に手術を施行する場合が多い.
今回,われわれは腹壁瘢痕ヘルニアの嵌頓により消化管穿孔をきたした症例を経験したので報告する.
参考文献
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