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文献詳細

雑誌文献

臨床外科63巻6号

2008年06月発行

外科診療に潜むピットフォール―トラブル回避のためのリスクマネジメント講座・3

腹腔鏡下胆囊摘出術で総胆管切離,再建胆管狭窄の事例

著者: 山本貴章1

所属機関: 1東京海上日動メディカルサービス株式会社

ページ範囲:P.835 - P.838

文献概要

 腹腔鏡下胆囊摘出術は胆石症に対する標準手術として広く普及していますが,開腹手術に比較すると手術手技の自由度が低いことや視野確保が難しい場合もあるために,手術に関連してさまざまなトラブルが報告されています.そのなかで最も頻度の高い事故が胆管損傷であり,そのリカバリー方法についても多くの議論のあるところです.

 今回は,腹腔鏡下胆囊摘出術で総胆管を損傷し,再建手術もうまくいかず,再々手術が必要となってしまった事例について考えてみます.

参考文献

1)古川俊治:メディカル クオリティ・アシュアランス―判例にみる医療水準,第2版.医学書院,2005,pp275-279

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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