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文献詳細

雑誌文献

臨床外科63巻7号

2008年07月発行

文献概要

特集 実践に必要な術後創の管理

〔特集にあたって〕術後創管理をめぐる最近の話題―正常創・感染創管理の臨床的,社会的,経済的意義

著者: 炭山嘉伸12

所属機関: 1東邦大学 2日本外科感染症学会

ページ範囲:P.911 - P.914

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 近年の医療保険の包括化に伴って,術後の創管理,感染創管理のあり方も大きく変化しようとしている.本特集では,創感染の予防,対策とともに,医療背景をも考慮した総合的な管理について述べていただく.はじめにあたって,まず術後創管理をめぐる最近の話題,特に正常創,感染創管理の臨床的,社会的,経済的意義について述べたい.

参考文献

1)Mangram AJ, Horan TC, Pearson ML at al:Guideline for Prevention of Surgical Site Infection, 1999. Centers for Disease Control and Prevention(CDC)Hospital Infection Control Practices Advisory Committee. Am J Infect Control 27:97-132, 1999
2)Kusachi S, Sumiyama Y, Arima Y et al:Success of countermeasures against respiratory infection after digestive surgery by strict blood and fluid resuscitation. J Infect Chemother 13:172-176, 2007
3)斉田芳久,炭山嘉伸,片桐美和,他:術後一次縫合創管理法に関するprospective randomized trialによる検討.日臨外会誌 63;1341-1345,2002
4)田仲 曜,幕内博康:衛生材料から見た外科系術後感染症対策と医療経済,日外感染症会誌 2;45-49,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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