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病院めぐり
北海道立子ども総合医療・療育センター小児外科
著者: 平間敏憲1
所属機関: 1北海道立子ども総合医療・療育センター小児外科
ページ範囲:P.964 - P.964
文献購入ページに移動 当センターは2007年9月1日に北海道立小児総合保健センター(旧道立小児センター)と道立札幌肢体不自由児総合療育センターが統合し,札幌市手稲区金山の地に新たにスタートしました.旧道立小児センターは1977年に全国7番目の小児病院として開設されましたが,当時の石油ショックの影響によって設立規模は大幅に縮小され,小児科,小児外科,麻酔科,放射線科の4科のみでのスタートでした.一方,札幌肢体不自由児総合療育センターは1953年に脊髄性小児麻痺や脳性麻痺による手足や体幹の機能が冒された肢体不自由児の訓練・療育を目的として設立されました.
両施設は長年の経過のなかでそれぞれが機能の充実を求めてきましたが,昨今の医療環境の激変や行財政改革の荒波のなか,小児医療も効率化・近代化が求められるようになり,小児医療および障害児療育機能の一体的整備が知事公約として謳われ,2004年度に本工事が着手となり,100億円の巨費をかけて新センターの設立に至りました.
両施設は長年の経過のなかでそれぞれが機能の充実を求めてきましたが,昨今の医療環境の激変や行財政改革の荒波のなか,小児医療も効率化・近代化が求められるようになり,小児医療および障害児療育機能の一体的整備が知事公約として謳われ,2004年度に本工事が着手となり,100億円の巨費をかけて新センターの設立に至りました.
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