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文献詳細

雑誌文献

臨床外科64巻11号

2009年10月発行

文献概要

特集 できる!縫合・吻合 Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 3.胃

Braun吻合

著者: 野原京子1 比企直樹1 山口俊晴1 片山宏1 明石正義1 湊拓也1 福永哲1 大山繁和1 山田和彦1 佐野武1

所属機関: 1癌研有明病院消化器センター

ページ範囲:P.183 - P.187

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はじめに

 胃の手術における再建術式は多岐にのぼる.胃切除や胃全摘,バイパス術などの術式や,その目的によって様々な再建方法が行われてきた.

 Braun吻合とは小腸同士を側々吻合する方法で,胃切除術後やバイパス術での胃-空腸吻合時に輸入脚症候群を防止する目的で付加される吻合法である.

参考文献

1)西満 正:胃と腸の手術―その基礎から実技まで.金原出版,1977,pp153-155
2)梶谷 鐶:大彎横切除胃吻合術.日外会誌 47:39-40,1946
3)梶谷 鐶:消化管癌手術アトラス.金原出版,1992,pp64-75
4)久保田啓介,黒田純子,諏訪達志,他:胃癌の治療 切除不能・再発胃癌 バイパス術.消外 31:839-843,2008
5)武藤輝一,岡島邦雄,青木照明,他:胃外科―術式の変遷と歴史.胃外科研究会(編);胃外科.医学書院,1997,pp4-14
6)愛甲 孝,今村 博:胃空腸吻合術.消外 18:926-932,1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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