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文献詳細

雑誌文献

臨床外科64巻11号

2009年10月発行

文献概要

特集 できる!縫合・吻合 Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 5.大腸

大腸全摘後の回腸囊の縫合・吻合

著者: 飯合恒夫1 野上仁1 谷達夫1 畠山勝義1

所属機関: 1新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器・一般外科学分野

ページ範囲:P.235 - P.239

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はじめに

 大腸全摘術は潰瘍性大腸炎(UC)や家族性大腸腺腫症(FAP)に対して行われる手術である.両疾患とも比較的若年者が手術の対象になることが多いため,全摘後は回腸囊と肛門あるいは肛門管を吻合し,自然肛門からの排便が可能になる回腸囊-肛門(管)吻合によって再建されることが標準になっている.本稿では回腸囊の作製法と,回腸囊と肛門あるいは肛門管との吻合法について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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