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特集 できる!縫合・吻合 Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 5.大腸
大腸全摘後の回腸囊の縫合・吻合
著者: 飯合恒夫1 野上仁1 谷達夫1 畠山勝義1
所属機関: 1新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器・一般外科学分野
ページ範囲:P.235 - P.239
文献購入ページに移動大腸全摘術は潰瘍性大腸炎(UC)や家族性大腸腺腫症(FAP)に対して行われる手術である.両疾患とも比較的若年者が手術の対象になることが多いため,全摘後は回腸囊と肛門あるいは肛門管を吻合し,自然肛門からの排便が可能になる回腸囊-肛門(管)吻合によって再建されることが標準になっている.本稿では回腸囊の作製法と,回腸囊と肛門あるいは肛門管との吻合法について解説する.
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