文献詳細
文献概要
特集 できる!縫合・吻合 Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法 9.そのほか
腸管利用による尿路変向術におけるパウチの縫合
著者: 納谷幸男1
所属機関: 1千葉大学フロンティアメディカル工学研究開発センター
ページ範囲:P.415 - P.418
文献購入ページに移動はじめに
パウチの概要は,腸管を開いて蠕動を打ち消すことができるようにプレートを作り,それを袋とすることである.パウチには,自己導尿型と自排尿型があるが,現在,最も一般的に行われている手技は回腸を用いた自排尿型のStuder法1)とHautmann法であろう.この項では,われわれの行っているStuder法に基づいた回腸の縫合につき,解説する.
パウチの概要は,腸管を開いて蠕動を打ち消すことができるようにプレートを作り,それを袋とすることである.パウチには,自己導尿型と自排尿型があるが,現在,最も一般的に行われている手技は回腸を用いた自排尿型のStuder法1)とHautmann法であろう.この項では,われわれの行っているStuder法に基づいた回腸の縫合につき,解説する.
参考文献
1)Studer UE, Ackermann D, Casanova GA, et al:Three years' experience with an ileal low pressure bladder substitute. Br J Urol 63:43-52, 1989
掲載誌情報