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文献詳細

雑誌文献

臨床外科64巻13号

2009年12月発行

特集 内視鏡下手術―もう一歩のステップアップのために

呼吸器胸腔鏡下手術の最適化

著者: 森川利昭1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学外科学講座

ページ範囲:P.1717 - P.1722

文献概要

要旨:胸腔鏡下手術はその低侵襲性から,いまや肺癌手術を含めた呼吸器手術の1つの標準となっており,今後なおいっそうの発展が期待される.胸腔鏡下手術のステップアップのためには,基本に返った見直しと改良による最適化を目指すことが重要と思われる.われわれは外科手術の基本原理に返り,アプローチの決定や手術器具の開発を含め,一から胸腔鏡下手術を作り上げてきた.本稿では,われわれの手術を通して胸腔鏡下手術のステップアップのためのポイントを紹介した.

参考文献

1)森川利昭:原発性肺癌に対する胸腔鏡下手術.日鏡外会誌 11:691-696,2006
2)森川利昭:肺癌に対する胸腔鏡下手術の現状と問題点.外科治療 94:849-855,2006
3)Rohen JW,横地千仭,Lütjen-Drecoll E:解剖学カラーアトラス,第5版.医学書院,2004.p 3

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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