icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科64巻9号

2009年09月発行

特集 外科医に求められるチーム医療Practice

緩和ケアチームと外科

著者: 児玉佳之1 東口髙志1 伊藤彰博1

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部外科・緩和医療学講座

ページ範囲:P.1235 - P.1240

文献概要

要旨:緩和医療は癌診断時から行われることが重要であり,癌患者に適切な緩和医療を提供するためには医師だけでなく多職種で活動する緩和医療チームを設立・運営することが求められている.外科医は手術や化学療法などで癌患者に関わることが多く,また,緩和医療に関連する外科的処置も数多く存在するため,外科医が緩和医療に対する認識を高め,緩和医療チームに積極的に参加することによって,より早期から質の高い緩和医療を癌患者に提供することが可能となると考えられる.

参考文献

1)日本医師会(監修):がん緩和ケアガイドブック.2008年版.日本医師会,2008
2)日本緩和医療学会,緩和ケアチーム検討委員会:緩和ケアチーム活動の手引き2007.2007
3)東口髙志(編):NSTの運営と栄養療法―栄養管理の基本とチーム連携.医学芸術社,2006
4)世界保健機関(編)武田文和(訳):がんの痛みからの解放―WHO方式がん疼痛治療法.第2版.金原出版,1996,pp3-41
5)東口髙志:がん悪液質の代謝動態からみた栄養管理.臨栄 113:602-607,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら