文献詳細
文献概要
特集 外科医のための大腸癌の診断と治療 2.大腸癌の診断
3D-CT angiography―腹腔鏡下大腸癌手術に対する術前シミュレーション
著者: 松木充1 稲田悠紀1 金澤秀次1 中井豪1 立神史稔1 鳴海善文1 近藤圭策2 田中慶太朗2 奥田準二2 谷川允彦2
所属機関: 1大阪医科大学放射線医学教室 2大阪医科大学一般・消化器外科学教室
ページ範囲:P.96 - P.104
文献購入ページに移動■CTなどによるサイズや形態に基づいた従来のリンパ節診断には限界があり,今後,MRIリンパ節特異性造影剤であるsuperparamagnetic iron oxide(USPIO)などによる機能評価が注目される.
■将来,リンパ節特異性造影剤を用いたMRIによる精度の高いリンパ節診断がvirtual CT laparoscopyに付加されるとテーラーメイドのリンパ節郭清も可能になり,より低侵襲な腹腔鏡下手術に寄与するものとして期待される.
参考文献
掲載誌情報