文献詳細
特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
5.大腸癌の外科治療 ■腹腔鏡下手術
大腸全摘術―潰瘍性大腸炎,家族性大腸腺腫症
著者: 内藤正規1 佐藤武郎1 小澤平太1 池田篤1 小倉直人1 小野里航1 中村隆俊1 渡邊昌彦1
所属機関: 1北里大学医学部外科
ページ範囲:P.359 - P.363
文献概要
■大腸の剥離・授動を十分に行ってから結腸間膜を処理することで,他臓器損傷を回避する.
■骨盤内の神経を確実に温存するために,直腸の剥離を,直腸固有筋膜と下腹神経前筋膜の間の層で行い,左右の膀胱直腸間隙に連続させる.
参考文献
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