文献詳細
特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
5.大腸癌の外科治療 ■腹腔鏡下手術
側方郭清術
著者: 福永正氣1 永仮邦彦1 菅野雅彦1 李慶文1 須田健1 飯田義人1 吉川征一郎1 伊藤嘉智1 勝野剛太郎1 大内昌和1 平崎憲範1 津村秀憲1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院外科
ページ範囲:P.364 - P.373
文献概要
■直腸癌に対する腹腔鏡下手術の適応拡大が進み,側方郭清の適応がさらに明確化すれば腹腔鏡下手術の視認性の良さと拡大視効果が威力を発揮できる可能性がある.
■LAPの適応の現状と実際の手技のポイントについて概説する.現時点ではLAPに習熟した術者が十分なインフォームド・コンセントのもとで慎重に適応すべき術式である.
参考文献
掲載誌情報