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文献詳細

雑誌文献

臨床外科65巻12号

2010年11月発行

文献概要

特集 新しいエネルギーデバイスの構造と使い方のコツ 〔内視鏡下手術への応用〕

腹腔鏡下胃癌手術における新しいエネルギーデバイス

著者: 比企直樹1 布部創也1 佐野武1 山口俊晴1

所属機関: 1癌研有明病院消化器外科

ページ範囲:P.1530 - P.1535

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要旨:内視鏡外科の進歩は新しいエネルギーデバイスの進化に支えられている.少ない出血でスピーディーに組織を処理できる道具の登場によって手術時間は劇的に短縮した.本稿では,超音波凝固切開装置,vessel sealing system,ソフト凝固など,われわれの施設で使用している新しいエネルギーデバイスの使用法や特徴を紹介する.これらの新しいエネルギーデバイスの特徴を知ることは,安全でスピーディーな腹腔鏡下胃切除を行ううえできわめて重要なことである.

参考文献

1)Kitano S, Iso Y, Moriyama M, et al:Laparoscopy-assisted Billroth I gastrectoy. Surg Laparosc Endosc 4:146-148, 1994
2)日本内視鏡外科学会:内視鏡外科手術に関するアンケート調査―第8回集計結果報告.日鏡外会誌 11:551,2006
3)金谷誠一郎,宇山一朗:内視鏡外科手術におけるデバイスの進歩.外科治療 100:453-459(増刊),2009
4)福永 哲,佐野 武,山口俊晴:超音波凝固切開装置とLigaSure―その基本と応用.手術 64:867-872,2010
のメカニズム・使用法.日鏡外会誌 8:381-386,2003
.臨外 64:289-293,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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