icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科65巻13号

2010年12月発行

特集 「出血量ゼロ」をめざした消化管癌の内視鏡下手術

フリーアクセス

ページ範囲:P.1621 - P.1621

文献概要

内視鏡下手術は,新しい器械の導入をはじめ技術的な進歩を遂げており,より広く行われるようになってきた.内視鏡下手術では,拡大視効果によって開腹手術よりも微細な観察が可能となり,神経・血管などの同定にも役立っている.

 しかし,このような利点は,術野を出血から回避することによって可能となるものである.たとえば直腸癌の手術に際しては,骨盤腔内の剝離は出血を回避した“白い視野を保つ”ことにより,剝離層・神経などの視認が可能となる.つまり,いかに出血を回避して手術操作を進めるかが内視鏡下手術のキーポイントといえる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら