icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科65巻4号

2010年04月発行

文献概要

ひとやすみ・58

主治医との連絡

著者: 中川国利1

所属機関: 1仙台赤十字病院外科

ページ範囲:P.569 - P.569

文献購入ページに移動
 主治医として特定の医師が患者さんを受け持ち,入院から退院まで一貫して治療に当たることは多い.したがって,臨機応変に患者さんの病状変化に対応するためには,看護師との連絡を緊密に保つ必要がある.そこで,病棟と主治医との連絡方法がいつの時代にも問題となってきた.

 私が医師になったばかりの30数年前には,今のような携帯電話がなかった.医師は外出時には頻繁に病棟に電話をかけ,さらに重症患者を抱えているときには移動するたびに所在先の固定電話番号を連絡した.ごく稀に病棟との連絡を忘れて同僚医師の世話になることもあったが,チームワークによって特にトラブルもなく診療は行われていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?