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文献詳細

雑誌文献

臨床外科66巻10号

2011年10月発行

文献概要

特集 進歩する癌転移診断―外科臨床はどう変わるのか

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.1283 - P.1283

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 癌の転移診断については,画像診断の新しいモダリティによる細小病変や疑病変の質的診断,あるいは分子生物学的な手法による微小転移(micrometastasis)の検出など,最近の進歩は著しい.リンパ節転移ではセンチネルノードの概念が普及し,その方法論についても多くの研究がみられる.肝転移では造影超音波や近赤外光を用いる方法などが術中診断に応用され,微小転移の同定が可能になった.一方で,微小な腹膜転移は現在でも術前診断は困難であり,そのbreakthroughが期待される.本特集では,これらの転移診断について,この2~3年の進歩と,それをどのように外科治療に利用するかについて,転移巣別,原発巣別に解説していただいた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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