文献詳細
文献概要
特集 目で見てわかる肛門疾患治療 〔痔核〕
内痔核に対する硬化療法―画像でわかる,適応となる内痔核および硬化剤の注射部位
著者: 斎藤徹1
所属機関: 1大阪北逓信病院外科・肛門科
ページ範囲:P.1436 - P.1441
文献購入ページに移動【ポイント】
◆ALTA療法の適応は内痔核主体の脱肛症例であり,痔核スケールに見合う投与量を四段階法で注射する.
◆筒型肛門鏡によって正常粘膜は三角形に見えるが,内痔核の上極は隆起した円形に見えるので同定できる.
◆内痔核下極の同定は歯状線よりもヘルマン線を指標にして,ヘルマン線付近から移行帯上皮に注射する.
◆ALTA療法の適応は内痔核主体の脱肛症例であり,痔核スケールに見合う投与量を四段階法で注射する.
◆筒型肛門鏡によって正常粘膜は三角形に見えるが,内痔核の上極は隆起した円形に見えるので同定できる.
◆内痔核下極の同定は歯状線よりもヘルマン線を指標にして,ヘルマン線付近から移行帯上皮に注射する.
参考文献
1)斎藤 徹,佐々木宏和,徳永行彦:内痔核の硬化療法.臨外 63:111-117(増刊号),2008
2)黒川彰夫,木附公介,下谷麻里子:内痔核の分類.臨外 63:81-87(増刊号),2008
掲載誌情報