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特集 外科医のための消化器内視鏡Up-to-Date 〔各論―消化器内視鏡の診断と外科治療への応用〕
十二指腸・小腸(ダブルバルーン内視鏡)
著者: 野田英児1 前田清1 永原央1 木村健二郎1 天野良亮1 久保尚士1 田中浩明1 六車一哉1 山田靖哉1 八代正和1 仲田文造1 大平雅一1 石川哲朗1 平川弘聖1
所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科腫瘍外科学
ページ範囲:P.1610 - P.1613
文献購入ページに移動◆ダブルバルーン小腸内視鏡(DBE)の開発によって,小腸造影検査やCT,MRIでは診断が困難であった小腸病変を診断することが可能となった.
◆診断,治療のみならず,病変部などへのマーキングが可能である.このことは,手術において非常に有用である.
◆偶発症として誤嚥,穿孔,膵炎などが低頻度ではあるがみられるため,外科と内科の連携が重要である.
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