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文献詳細

雑誌文献

臨床外科66巻8号

2011年08月発行

昨日の患者

ケチケチするな

著者: 中川国利1

所属機関: 1仙台赤十字病院外科

ページ範囲:P.1015 - P.1015

文献概要

 病院での飲酒は原則的に厳禁である.しかし,病状によっては,節度ある飲酒ならば認可してもよいのではないかと思う.特にターミナルの患者さんではあえて大好きなお酒を禁止することはなく,逆に飲酒によって病状が改善することもある.

 60歳代後半のOさんが大腸癌の再発で入院した.癌化学療法を施行したが無効で,癌性疼痛も生じたためモルヒネを用いた.また,不眠を訴えたため睡眠剤を処方したが,眠れないと訴えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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